《洞窟の寓話》2026 コラージュ H715×W1230mm
京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都髙島屋 S.C.[T8]5F・6F)では、坂間真実 個展「洞窟の寓話」を2026年5月15日(金)~6月4日(木)の期間、店内5Fアートウォールにて開催します。
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/54053-0929020422.html
概要
坂間真実は、映像、コラージュ、インスタレーションなど複数のメディアを往還しながら、見るという行為と、その知覚のあり方を主題に制作を続ける美術作家です。その根底には、幼少期にゴーギャンの絵画に触れた体験を起点とする「生の問い」や、人間の欲望への関心が存在しています。油彩から出発しつつも、静止したものを写し取る行為に違和感を抱いたことを契機に、舞台や映像といった「動き」や「空間」へと表現を広げてきました。
本展の中心となるインスタレーションは、プラトンの「洞窟の寓話(洞窟の比喩 / Allegory of the Cave)」から着想を得た映像作品と、それを再構成したコラージュ作品から成り立ちます。望遠鏡やカメラ・オブスキュラを「現代の洞窟」に見立て、装置を介して立ち上がる像を記録し、さらに無数の断片を幾重にも積層させることで再編成する試みです。暗闇のなかで覗き見る風景を通して、「光」と「影」の反転、そして「現在」という瞬間の手触りを静かに問いかけます。
併せてガリレオの月の観測に着想を得た平面作品シリーズ「ガリレオの望遠鏡」も展示します。月を撮影した画像を変換・分割し、断片を重ね合わせることで、像の揺らぎや時間の痕跡を浮かび上がらせ、見るという行為の確かさ/不確かさをあらためて照らし出します。

アーティストステートメント
プラトンは、洞窟の壁に映る影絵(虚像)に真実はなく、洞窟の外(実体)にこそ真実があると考えました。しかし、カメラのファインダー越しに世界を見つめてきた私にとって、洞窟の中の影も、洞窟の外の光も、そのどちらもが等しく真実であると感じられます。
どちらか一方に偏るのではなく、両者を往来し、自ら選択できる状況こそが、より本質的な真実に近づくフラットな視点ではないでしょうか。本展では、”洞窟の寓話” へのカウンターとして、望遠鏡やカメラ・オブスキュラを「現代の洞窟」に見立て、洞窟の中と外で展開される光と影の世界を表現しました。
坂間真実
《ガリレオの望遠鏡 / on screen(15.1)》2026コラージュH91×W73cm
作品販売について
会場展示作品は、5月15日(金)10:00から販売開始。
アートのECプラットフォーム「OIL」では、5月22日(金)10:00~ 6月4日(木)20:00の期間に販売します。
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
プロフィール
坂間真実(Sakama Mami)
photo by masaki KOMATSU
ダンス、演劇、ノイズミュージック等の身体パフォーマンスや、インスタレーションなど 多領域にわたる活動を展開。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。
2020年頃より、映像や写真から切り取った無数の紙片を幾重にも積層させるコラージュ作品を中心に制作。動画の一時停止を思わせる「粒子のブレ」を静止画の中に現出させ、国籍や性別などの見えない境界や社会の混乱をテーマに、 過去と未来を往来しながら現在の瞬間を記録している。
アイデンティティをテーマにしたフェイクドキュメンタリーや 身体表現を記録する映像作家としても活動。
個展
2021年「ビデオ・レター」(gallery fu、横浜)
2014年「comet」(gallery fu、横浜)
グループ展
2025年「gift from….to….」(gallery fu、横浜)
2025年「Different Kyomachibori Art Fair」(BYTHREE、大阪)
2025年「茨木映像芸術祭プレゼンテーション」(茨木市福祉文化会館オークシアター、大阪)
2025年 「Space Sharing Program 2025」Center line art festival Tokyo(KOGANEI ART SPOT、東京)
2025年 「ホワイトアウト-霧の向こうに-」(gallery fu、横浜)
2024年 「Xenos#3」(gallery fu、横浜)
2022年 「都市に棲む-池田修の夢と仕事」(BankART station、横浜)
2020年 「STILL LIFE / 印象、寝室」(スパイラルホール、東京)
受賞歴
2025年 茨木映像芸術祭2024-2025 入選
2025年 Art House Oyabe Contemporary Art Exhibition 入選
2017年 TRUE SPIRIT TOBACCO COMPANY主催 “FUTURE CULTIVATORS PROGRAM” 入選
2014年 3331 千代田芸術祭 2014 映像部門「10min.motion」 入選
2013年 第87回装苑賞 入選
2012年 第15回岡本太郎現代芸術賞 特別賞
助成金
2021年 公益財団法人小笠原敏晶記念財団
展示詳細
坂間真実「洞窟の寓話」
会期|2026年5月15日(金)~ 2026年6月4日(木)
時間|10:00~20:00 ※最終日のみ17時閉場
会場|京都 蔦屋書店 5F アートウォール
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内)
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/54053-0929020422.html
京都 蔦屋書店
京都髙島屋S.C.[T8]5・6階に位置する京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと⽂化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、⽇常のアートピースとなるような⽂具・⼯芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注⽬の現代アート作品を展⽰。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居⼼地の良い空間を提供します。
住所|〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号|075-606-4525
営業時間|10:00〜20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00~22:00
HP|https://store.tsite.jp/kyoto/
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TTC LIFESTYLE株式会社は、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、髙島屋、東神開発が設⽴したアート販売における相互チャネルの活⽤、ライフスタイルコンテンツを提案する店舗の出店・運営を⾏う合弁会社です。3社の強みである「ライフスタイルや⽂化の発信・提案」に関わる合弁事業を⾏うことで、シナジーの最⼤化を⽬ざします。また、アート分野の市場開拓に取り組むとともに、魅⼒的なコンテンツの提案を通じてアートシーンの活性化および、お客様のより豊かなライフスタイルの実現に貢献してまいります。
CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
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