
Photo: Dave Benett/Getty Images
Amazon MGMスタジオの下、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、スティーヴン・ナイト脚本で製作される映画『007』シリーズの最新作。新ボンド役候補として、カラム・ターナーやジェイコブ・エロルディ、ハリス・ディキンソン、アーロン・テイラー=ジョンソン、そしてジェイコブ・エロルディらの名が取り沙汰されてきたが、いまだ決定には至っていないようだ。Amazon MGMスタジオの映画部門責任者コートニー・ヴァレンティが、シネマコンにて、発表の段階にないことを明らかにした。
「いつジェームズ・ボンド役が発表されるのかと、皆さんが注目していることは承知していますが、一旦落ち着いてください。我々は細心の注意と敬意を払い、十分な時間をかけて選考にあたっています。この新たな章を観客の皆さまにお届けすることは、我々全員にとって生涯の夢であり、その責任を重く受け止めています」
そして、こう続けた。「史上最も愛されているシリーズのひとつと世界の一流映画製作チーム、素晴らしい監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ、卓越したプロデューサーであるエイミー・パスカルとデヴィッド・ヘイマン、製作総指揮のターニャ・ラポワント、脚本家のスティーヴン・ナイトがタッグを組むのです。ボンドのレガシーに相応しい作品となるお膳立てはできている、私から言えるのは、これだけです。映画は必ず公開されます。時機がきましたら、より詳しくお伝えします」
映画におけるスパイの代表的存在といえるジェームズ・ボンド役は、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)まで15年にわたって演じ、ショーン・コネリーと並ぶ史上最高のボンドとして評価されたダニエル・クレイグが卒業後、空席のままとなっている。Amazonは、2022年にシリーズの配給権を持つMGMスタジオを買収、2025年には60年以上にわたりクリエイティブ面で全権を掌握してきたマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリと巨額契約を結び、合弁会社を設立したうえでクリエイティブコントロール権を獲得した経緯があり、肝いりの作品であることがうかがえる。
