また、コンペティション部門における女性監督作品は、レア・ミシウスの『Histoires de la nuit』、シャルリーヌ・ブルジョワ=タケの『La Vie d’une femme(原題)』、ジャンヌ・エリーの『Garance(原題)』、マリー・クロイツァーの『Gentle Monster(原題)』、ヴァレスカ・グリーゼバッハの『The Dreamed Adventure(原題)』の5作品。女性監督の不遇が叫ばれるなか、昨年より1作品、最多だった2023年よりも2作品少ない結果となった。映画祭の責任者であるティエリー・フレモーは発表に際し、「選考作品の95%」であると述べており、今後追加発表されることが予想される。

このほか、ハンナ・エインビンデルとジリアン・アンダーソンが主演するジェーン・ショーエンブラン監督作『Teenage Sex and Death at Camp Miasma(原題)』や、カーラ・デルヴニュとディエゴ・カルバ、エルダル・イスガンダロフらが出演するジョーダン・ファーストマンの監督作『Club Kid(原題)』が、「ある視点」部門に出品。クリステン・スチュワートとウディ・ハレルソン主演のカンタン・デュピュー監督作『Full Phil(原題)』がミッドナイト上映作品に選出され、スティーブン・ソダーバーグ監督とロン・ハワード監督のドキュメンタリー作品が特別上映される。バーブラ・ストライサンドとピーター・ジャクソンに名誉パルム・ドールが贈られることが明らかになっている。

第79回カンヌ国際映画祭は、2026年5月12日〜23 日(現地時間)に開催される。パク・チャヌク監督が審査員長を務めるコンペティション部門の出品作品は、以下の通り。

『Minotaur(原題)』 アンドレイ・ズビャギンツェフ監督
『El Ser Querido(原題)』 ロドリゴ・ソロゴジェン監督
『The Man I Love(原題)』 アイラ・サックス監督
『Fatherland』 パヴェウ・パヴリコフスキ監督
『Moulin(原題)』 ネメシュ・ラースロー監督
『Histoire de la nuit(原題)』 レア・ミシウス監督
『Fjord(原題)』 クリスティアン・ムンジウ監督
『Notre salut(原題)』 エマニュエル・マーレ監督
『Gentle Monster(原題)』 マリー・クロイツァー監督
『ナギダイアリー』 深田晃司監督
『Hope(原題)』 ナ・ホンジン監督
『箱の中の羊』 是枝裕和監督
『Garance(原題)』 ジャンヌ・エリー監督
『The Unknown(原題)』 アルチュール・アラリ監督
『急に具合が悪くなる』 濱口竜介監督
『Das Geträumte Abenteuer(原題)』 ヴァレスカ・グリーゼバッハ監督
『Coward(原題)』 ルーカス・ドン監督
『La Bola Negra(原題)』 ハビエル・アンブロッシ監督、ハビエル・カルボ監督
『La Vie d’une femme(原題)』 シャルリーヌ・ブルジョワ=タケ監督
『Parallel Tales(原題)』 アスガル・ファルハーディー監督
『Amarga Navidad(原題)』 ペドロ・アルモドバル監督

Text: Tae Terai

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