音楽メディア「ele-king」による書籍『ボカロが世界に与えた衝撃 一億回再生の意外な背景』が、4月30日(木)に刊行される。

本書は、現在VOCALOID(ボーカロイド)文化が国外で支持を拡大し、世界規模で熱狂を生み出している現象を、多角的に分析する一冊。

シーンの概観から、ゲーム/アニメ/小説/歌い手文化、さらにはハイパーポップやクィア・カルチャーとの接続まで、広範な視点からVOCALOIDの現在を読み解く。

きくお、椎名もたの人気を掘り下げる『ボカロが世界に与えた衝撃』

ワールドツアーを成功させたきくおさんに焦点を当てた特集では、アメリカにおける人気の背景や創作の思想に迫るインタビューを掲載。

また、椎名もたさん(ぽわぽわP)の代表曲「少女A」が2億回再生目前となっている現象に関しては、元マネージャーの証言や追悼対談を通じて、その支持の根底にあるものを掘り下げる。

さらに、Neruさん、鮎川ぱてさん、カンザキイオリさんらへのインタビューも収録。

VOCALOID(ボーカロイド)という形式について、創作やジェンダーの枠組みなど、それぞれの立場から語られる。

50曲ガイドとコラムが描くボカロシーンの輪郭

この他『ボカロが世界に与えた衝撃』には、VOCALOID文化への造形が深いしまさん、Flatさん、highlandさん、御丹宮くるみさんの4名がテーマ別に厳選した「必聴50曲ガイド」も収録。

加えて、ここ5年のシーンの変化や、高速歌唱の表現、クィアな身体性、音楽ゲームとの関係史など、多様なコラムが並ぶ。

過去にKAI-YOUにも寄稿したhighlandさんは、ボカロの「痛み」表現に関する2つのコラムを、同じく北出栞さんはボーカロイドと資本の力学に関するコラムを寄せている。

Yugaming

1990年生まれの地方在住。インターネットに青春時代を持っていかれた。VRとesportsが関心領域。最近はnoteを拠点に活動している。

書籍『ボカロが世界に与えた衝撃』刊行 きくお、椎名もたの海外人気を分析

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