イベント・舞台挨拶
2026.04.09
©映画『津田寛治に撮休はない』製作委員会
この度日本映画界を索引する名優、津田寛治が、タリン・ブラックナイト映画祭にてトーマス・スチューバー監督の『The Frog and the Water』で、日本俳優として初の最優秀主演男優賞を受賞された。それを記念し、津田寛治出演作を数多く上映してきたミニシアターから感動演技大賞が贈られることになった。授賞式は4/11(土)、K’s cinemaにて行われる。
この授賞式は『津田寛治に撮休はない』の世界のままに、萱野孝幸監督の「カット!」が響きわたり津田寛治はどこまでも演じ続ける……というミニ寸劇で観客を驚かせる。なんとMCの園山敬介やプレゼンターの於保佐代子、そして観客まで巻き込んで、シアターが撮影現場と化す魔法。津田寛治は授賞式でも撮休どころか、一息つくことさえ許されないのだろうか?
でも、ご安心を! 最後はケイズシネマのロビーで登壇者全員と観客が和やかに交流するレセプション・パーティが行われ、津田寛治は無事にリアルへと復帰する。
なんと津田寛治を現実に引き戻すのは、当日、ケイズシネマに来た観客全員なのだ。
コミッションの家田祐明・ケイズシネマ副支配人や、萱野監督、桜井亜美監督は、お祭りとしての映画アワードが普及していない日本でも、ミニシアターという空間丸ごとでスクリーンの世界を描き出す、新しい映画の楽しみ方を観客に提案したいと語っている。
津田寛治に撮休はないは本当なのか?
この授賞式が行われる萱野監督の『津田寛治に撮休はない』は、役者、津田寛治の日常を描いたドキュメンタリーに見えつつ、どんどん撮影地獄に突入していく役者のカオスを時にホラーに、時にコミカルに描いたモキュメンタリー的な作品。家に帰ってもまだ撮影が続いていたり、怪しげな演技メソッドのワークショップにズルズルはまっていったり、謎の人間に付き纏われたり幻覚を見たり……その挙句、津田寛治っていったい誰?という根源的なところに還る、まるでマルコヴィッチの穴のようなハイブロウなホラー・コメディで、最後まで油断は禁物。監督は津田寛治を1秒たりとも休ませず、観客のリアル感覚にパニックを起こさせてくれる。こちらも日本にはまだ少ない、監督のエッジなクリエイティブ・チャレンジを一緒に楽しめるタイプの作品で、世界を目指す津田の選択としては最良の作品だ。
コメント
津田さんはカンヌ国際映画祭のある視点部門審査員賞など数々の国際映画賞を撮った『トウキョウソナタ』の重要なキーマン黒須役や、カンヌ国際映画祭のある視点部門オープニング作品『ONODA一万夜を越えて』主役の小野田役を演じ、高い評価を受けています。今回の『The Frog and the Water』の最優秀男優賞受賞でも明らかなように、演技の方向性がとてもグローバルでエッジ、かつ国際競争の中で打ち勝てる存在感なのです。その実力をもっともっと広めたいと考えています。今年、還暦。これから10年後は、間違いなくゲイリー・オールドマンやイッセー尾形のような唯一無二の光を放っているでしょう。(ミニシアターが選ぶ感動演技大賞の コミッション 桜井亜美)
これはリアルか映画か?
『The Frog and the Water』は施設で暮らすダウン症の少年ブッシが、謎の日本人旅行者、北村と一緒に、ヨーロッパを旅するロード・ムービーで、北村役の津田とブッシ役アラディン・デトレフの心の交流を描いた珠玉の演技が評価され、2人が同時受賞となった。

今回、津田寛治が受賞したタリン・ブラックナイト映画祭最優秀男優賞は日本人として初であり、監督のトーマス・スチューバーの前作『希望の灯』は第68回ベルリン国際映画祭でエキュメニカル審査員賞とギルド映画賞を受賞し、国際的にも高い評価を得ている。
こうした背景が「ミニシアターが選ぶ感動演技大賞」が生まれるきっかけとなった。
今回、津田が毎日のように出演作品で活躍しているK’s Cinemaが中心となり、ユーロスペース、アップリンク、シネマスコーレ4つのミニシアターの協力を得て、記念の特別アワードを渡すことになった。
©映画『津田寛治に撮休はない』製作委員会公開表記
配給:アークエンタテインメント
2026年3月28日(土)より新宿K’s cinema ほか全国順次ロードショー
(オフィシャル素材提供)
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