2026年4月8日
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鑑賞方法:映画館
楽しい
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癒される
結果的に森田芳光監督の遺作となった映画で、森田監督死去の翌年に公開された。
とてもいい映画だった。この映画に流れる緩やかで温かな微温的空気は、森田監督でなければ絶対に醸し出せないものだろう。『(ハル)』以降の後期森田映画12作品中、原作付きやリメイクではないオリジナル作品は、その『(ハル)』と『わたし出すわ』、そして本作だけで、僕はその3本をすべて映画館で観ているんだが、どれもとても面白く、いかにも森田監督らしい映画だった。そう考えると本作は森田監督最後の映画にふさわしかったと言えるんだろう。できることならシリーズ化してほしかったところだが。
ちなみに僕は鉄道ファンではないんで鉄道ファンが観たらどう思うのかはよくわからないんだが、鉄道に興味がない人が観ても全然大丈夫ということは確実に言える。もちろん森田監督も鉄道好きで鉄道の映画ではあるんだろうが、僕のような鉄道に興味のない人間でもスッと入れちゃうのは、「鉄道の映画」というよりも「『鉄道』という『趣味』の映画」だからだろう。ジャンル的には青春映画。「仕事は快速! 恋は各駅停車……旅するハートフル・コメディ。」というキャッチコピーがわりと的確に内容を表している。森田監督の映画では(原作付きつきはあるものの)『間宮兄弟』と雰囲気が似ていた。
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