北大路欣也
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 俳優の北大路欣也(83)が5日放送のテレビ朝日「有働Times」(日曜後8・56)の特別企画「レジェンド&スター」に出演し、“俳優人生を支えた恩人”との衝撃の出会いを明かした。

 時代劇の大スター・市川右太衛門さんを父に持ち、13歳だった1956年に親子共演した映画「父子鷹」でデビュー。14歳の時に東京の撮影所で「健さんに紹介していただいた」と2014年に亡くなった名優・高倉健さんと初めて対面した。

 右太衛門さんは東映の重役を務めていたため、高倉さんは「重役の息子さんか…なら仲良くしなきゃしょうがねえな」と言ったという。

 北大路は当時華奢な体つきで「突然朝迎えに来られて“とにかくいいから車に乗れ”って言って、そうしたらアスレチッククラブだった。健さんはそこで長い間トレーニングしていらして、健さんのメニューをその日からですよ」と高倉さんと一緒にトレーニングで体を鍛えることに。慣れない北大路は「半分くらいいった所で伸びちゃった」そうで、クラブのメンバーも「かわいそう」と取りなしてくれたが、高倉さんは「ほっといてください」とピシャリ。「もう散々やられたんですよ。終わってサウナに入っている時に“そんな体で役者が務まるか!”って言われて」と高倉さんから厳しい言葉をかけられたことを明かした。

 その翌日も頑張ってトレーニングに行くと、「おっ来たか。よし、やれ!」と高倉さん。北大路は「それがずっと何十年と続いたんです。だから健さんとの出会いは大きい。映画にもご一緒させていただいた」と話した。

 77年には映画「八甲田山」でダブル主演。神田大尉役は高倉さんが推薦してくれたそうで「本当にありがたいと思った。その鍛えがなかったら『八甲田山』の神田大尉役はできなかったと思う。あの雪中行軍は凄かったから」と過酷な撮影を振り返り、恩人への感謝を口にした。

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