藤井聡太王将
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 藤井聡太王将(23)=名人など6冠=が30日、2年ぶりとなる勝率1位賞を逃した。第39期竜王戦4組ランキング戦が大阪・関西将棋会館で指され、今年度最終対局に臨んだ藤本渚七段(20)が高田明浩五段(23)に105手で勝利した。藤井と勝率1位賞を争った藤本は39勝12敗の・765でこの日を迎え、40勝12敗の・769へ伸ばした。

 一方、藤井は29日、増田康宏八段(28)の挑戦を受けた第51期棋王戦5番勝負第5局に勝利し、今年度対局を全て終了。42勝13敗の勝率・764だったため、藤本がこの日敗れると藤井が逆転したが、5厘差で2年ぶり7度目の受賞を逃した。藤本は初受賞。

 藤井は今年度の全8冠中、叡王戦以外の7つのタイトル戦に出場。シリーズとしては6勝1敗の成績で、常にトップ棋士との対戦続きで8割に迫る数字を残した。結果的に年明け以降の王将戦、棋王戦のダブルタイトル戦で共にカド番へ追い込まれ、逆転防衛したとは言え計5敗したことが響いた。

 棋王戦を4連覇した29日、今年度を総括して「棋王と王将戦を苦しい状況の中、防衛につなげられたのは大きかった。ただ、連敗してしまうことが何回かあったし、内容の振るわない時期もあった」と振り返っていた。

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