
緊張する生徒の肩に手を当て、声をかける布袋寅泰
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ギタリストの布袋寅泰(64)が29日、東京・西五反田で4月に開校する音楽専門学校「バンタンミュージックアカデミー」のイベントにゲスト出演した。特別顧問として、入学予定者4人の質問を受ける形で語り合った。
流行のAIを用いた曲作りへの質問には「便利だけど全て委ねてしまうと誰もが一緒のツールを使うことになる」と弊害を指摘。「POISON」「バンビーナ」「スリル」などのヒット曲を送り出し、音楽活動45周年を迎える大先輩として、もがき苦しむ大切さを強調。「作る過程が非常に大事。なぜ、そのメロディーや言葉がそこにあるのかは、作り手が悩んだり迷ったりしたもの。つかみ取った、きらめきのようなもの」と、人が考え抜いたからこそ宿る価値を強調した。
自身は高校中退後、独学で音楽を覚えた。それだけに「プロの講師と学校で学ぶことで視野が広がる。音楽の捉え方が広がる」と学校で学ぶ意義を説いた。若い生徒にとっても、親世代を通じてBOφWY時代などを知る偉大なギターヒーロー。神妙な表情で耳を傾けた。布袋は黒地に白線が迷路状に走る「ギタリズム柄」のギターを学生たちに贈った。
イベントの最後には布袋自身が好きだという「幸運は勇者の味方をする」という言葉を引用。「勇気ある行動が幸運をもたらす。止まっていては何も来ない。自分から何かをつかまえに行くアクションが大事」と若者たちの背中を押した。
◇バンタンミュージックアカデミー ゲームやアニメ、ファッション、食などの分野で15のスクールと23校舎を持つスクール運営法人「バンタン」が新設した音楽専門学校。4月に東京と大阪に開校、来年4月には名古屋にも開校。ユニバーサルミュージックと連携し、非公開の学内オーディションも実施。選抜者にはメジャーデビューするチャンスが与えられる。
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