【知床遊覧船事故】「冗談じゃないですよ。あなたの奥さんのことより、こちらは命がないんですよ」桂田精一被告に乗客家族が質問_”妻へのメッセージ”について被告は「マスコミが自宅に来ていたので…」〈北海道〉

2022年の知床遊覧船沈没事故で業務上過失致死の罪に問われている運航会社社長に対し乗客の家族が法廷で直接質問しました。

 「『記憶にない』『覚えていない』という供述があなたの生きざまでいいんですか?」 (乗客家族の代理人弁護士)

 「事故当日は逃げているところもあったが、一生背負っていくものだと思います」(桂田精一被告)

 桂田精一被告は2022年4月の「KAZU I」沈没事故で業務上過失致死の罪に問われています。

 この事故で20人が死亡、6人が行方不明のままです。

 「桂田被告が釧路地裁へ入っていきます。被告人質問3日目、乗客家族の質問に桂田被告は何を語るのでしょうか」(福岡百記者)

 3月4日の裁判では被害者参加制度を利用した乗客家族が直接、桂田被告に質問しました。

 「捜索中に何を考えていた?」(乗客家族)

 「申し訳ないな、見つかるといいなと」(桂田被告)

 「判断が違っていれば家族は生きていると思いませんか?」(乗客家族)

 「そうだったかもしれません。申し訳ありません」(桂田被告)

 行方不明となっている小柳宝大さんの服を着て質問に臨むと話していた宝大さんの父親は、桂田被告が妻に「2か月だけ忙しいと思います。新しい何か事件が起きれば収まります」とメッセージを送っていたことについてたずねると…

 「マスコミが自宅に来ていたので、それを安心させるために」(桂田被告)

 「冗談じゃないですよ。あなたの奥さんのことより、こちらは命がないんですよ。そんな考え方だからこんなことになるんじゃないですか」(小柳宝大さんの父親)

 「・・・」(桂田被告)

 「(桂田被告の)謝罪も本心からかどうかも分からないけど、一応聞けてよかったと担当の検事さんと話しました」(小柳宝大さんの父親)

 次回の裁判は4月16日で、判決は6月17日に言い渡される予定です。

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