【写真】八木莉可子&中島裕翔、ドラマロゴが描かれたパネルを持ち笑顔

同作は、世界を魅了したファッションデザイナーでマダム・バタフライと呼ばれた森英恵の、知られざる若き日の奮闘を描くスペシャルドラマ。戦後の混乱期、世界に羽ばたいていった森英恵を八木莉可子、英恵を献身的に支えた夫・賢を中島裕翔が演じる。

このたび、八木と中島にインタビューを実施。見どころやお互いの印象を語ってもらった。

■「たおやかで凛とした英恵さんを大切に演じたい」

八木:台本を読んで、私も初めて知ることが多くありました。これまで別世界のすごい人、という印象でしたけど、お子さんの洋服づくりをきっかけに洋裁に夢中になり、そこから世界的なデザイナーになった英恵さんは、決して遠い存在ではなかったのかなと。たおやかで凛とした英恵さんを、大切に演じたいなと思いました。

中島:当時、女性がファッションの第一線で、しかも海外でも活躍するというのは稀有(けう)なケースだったのかなと思うんです。時代背景を考えると、女性の社会進出に理解のある男性も少なかったと思うので、賢さんは本当にすごい人だなと。裏方に徹して英恵さんを支え続けた、その力強さにも惹かれました。

ーー本作が初共演となる2人。お互いの印象は?

八木:いろいろな作品を拝見していたので、お会いするまでドキドキしていたんですけれど、気遣いのある優しい方だなと思いました。

中島:僕は最初大人びている印象があったので、割と年齢が近いのかなと思っていたら24歳と聞いて。だいぶ若いな、まいったなと(笑)。でも、実際の賢さんと英恵さんもかなり年齢が離れているので、お二人と同じような雰囲気が出せるのかなと思いました。

■ファッションのこだわりは…?

ーー劇中には、若き日の英恵が仕立てた貴重なコレクションも登場する。

中島:八木さんが着る服、めちゃくちゃきれいなんです。当時のオーダーメイド品もあって。

八木:当時のものを着させていただくたびに、ワクワクしています。「これ、本物なんだ」と思いながら見てもらえるのも、楽しみの一つになるんじゃないかなと。賢さんも時代ごとに違うスーツを着ていらっしゃるんですけれど、どれもかっこよく着こなされていて。

中島:僕はありがたいことに昭和顔なので(笑)。クラシカルなものが似合うのかなと。衣装のスタイルで時代が分かるのもこの作品ならでは。面白いなと感じます。

ーーそんな2人のファッションのこだわりは?

中島:TPOを考えるのが大事だなと思いますけど、撮影が始まると移動が楽な服装になりがちなんですよね。でも、そこをあらがうのが一つ、こだわりかもしれない。

八木:分かります。移動だけでもお気に入りの服を着ていきたいなと思うんですよね。

中島:そう。でも最終的にジャージーになっちゃう(笑)。こういう作品だからこそ、それは避けたいな。

八木:今回、前開きの服で来てくださいって言われませんでした?

中島:言われました。

八木:私、前開きの服はジャージが多くて(笑)。

中島:それはもう仕方ない(笑)。今回は劇中でいろいろな服を着ますから。それを楽しもう!

◆取材・文=吉田光枝

※「月刊ザテレビジョン4月号」より

Share.
Leave A Reply