山﨑賢人の主演最新作「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」の公開記念舞台挨拶が3月14日、東京・TOHOシネマズ日比谷で開催。主演の山﨑、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、玉木宏、舘ひろし、片桐健滋監督が登壇した。原作者の野田サトルからの称賛コメントも読み上げられ、山崎らは笑顔で喜びを分かち合った。
野田サトルの人気コミックを実写映画化した「ゴールデンカムイ」およびWOWOWで放送、配信された連続ドラマ「ゴールデンカムイ 北海道刺青囚人争奪編」の続編となる映画版第2作「ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編」。監督はドラマ版の第3話と第5~8話を手がけた片桐が務めた。
山﨑は、本作の反響について「たくさんのコメントをすでにいただいていて、本当に嬉しいです。1作目の映画を経て、ドラマを経て、さらに『ゴールデンカムイ』をどんどん面白くするために、スタッフ、キャストみんなですごく話し合ってきたので、それを楽しんでもらえたということで、本当に嬉しく思います」と喜びを語った。
山﨑が演じるのは、「不死身の杉元」の異名を持つ元軍人、杉元佐一役。杉元の魅力については「圧倒的なやらなきゃいけない時にはやる強さと、アシリパさんの思いに自分も共感して一緒に闘っていくという優しさや強さです」と語った。
山田が演じたのは、杉元と行動を共にするアイヌの少女、アシリパ役。今回演じた、杉元と離れる重要なシーンについて「原作にないシーンではあるんですけど、台本を見た時に素敵な大切なシーンになるだろうなという思いで演じていました。アシリバと杉元が、一旦別れることになるので。そういう意味でもすごく象徴的なシーンなので、みんなで熱く撮影させてもらいました」と振り返る。
眞栄田は、大日本帝国陸軍第七師団の凄腕スナイパー・尾形百之助に扮した。その魅力を「ミステリアスな存在、気になる存在であることと、かわいい部分とのギャップ。また、普段アクションとかは多くないけど、ここぞというところでちゃんと決めてくるので、そこがカッコいい! また、アニメは津田(健次郎)さんの声がかっこいい。そこは大きかった」と笑顔を見せた。
矢本が演じたのは、“脱獄王”の異名を持つ天才脱獄犯・白石由竹役。今回は、白石の株が上がるようなシーンがあるが、矢本は「めんどくさいなっていう(苦笑)。白石のフィルターを通すと『嫌だなって。お金が欲しいのに、なんでそんなことしなきゃいけないんだろうな』と思う」と語る。
その理由について矢本は「いい加減なところが白石としての良さでもあって。作品を通してこう何かを背負うっていうのは……、白石としてはやっぱりちょっと恥ずかしいし、めんどくさいなと。でも、1%の良心に負けちゃったって感じで。やっぱり憎めない善人ですね」と照れながらその良さを語った。
それを受けて山田は「本当は(お金が欲しいと)思ってたんだと思います」といじると、山﨑も「本当は思ってたんだよねえ」と同意し、会場の笑いをとった。
大日本帝国陸軍第七師団の中尉・鶴見篤四郎役の玉木は、アクションシーンに関して「テストの時に奇跡が起きました。口にくわえた銃弾を、装填する、入れるっていう動きをつけたいと言われて。テストでなんとなくやってみたら、バチンと入ったんです!でも、本番はどうしても少し力が入ってしまって入れられなくて。できれば本番で入れたかったです」と苦笑いした。
昨年で芸能生活50周年を迎えた舘。土方歳三役は「私は俳優になって、時代劇だったら織田信長、忠臣蔵の大石内蔵助、そして土方歳三をずっとやりたいと思っていた」と思い入れを明かし、「でも、実際の土方歳三は、34歳くらいで亡くなってるので、そういう機会はないかなと思ったら、野田先生のこの原作の中でやることができて、本当に幸運でした。それを噛みしめながらやらせていただきました」と喜びを明かした。
そして野田氏から、本作についての絶賛コメントも紹介された。実写映画化に際して改変した部分もあるが、野田先生はそこを「原作者としては納得しています」と語り、その内容について「私がこういったお話をさせていただいたのは、実写版の改編を自分の手柄にしたいわけではありません。原作からのファンの皆さんにも違いを含めて素直に楽しんでいただきたいという思いからです。とにかくよくできてます。人生楽しんだもん勝ち、お祭りだと思って、ぜひ映画を観ていただけたら嬉しいです」と本作を称えるコメントが読み上げられ、山﨑たちも感激しきりだった。
最後に山﨑は「1作目の映画やドラマを皆さんに楽しんでもらい、愛してもらったからこそ、この映画が作れたなと本当に思っております」と感謝し「観ていいなと思ったら、どんどん『ゴールデンカムイ』という祭りを広げていってもらえたら嬉しいなと思います」と笑顔で締めくくった。
