ベストセラー小説の装画や音楽ジャケットなど、数多くの印象的なビジュアルを生み出してきたイラストレーター・中村佑介。その20年にわたる仕事を一望できる画集『中村佑介 READ 書籍カバー全集 2005-2025』(飛鳥新社)が、2026年3月10日に発売される。

    本書には、『夜は短し歩けよ乙女』『四畳半神話大系』(森見登美彦/角川文庫)、『謎解きはディナーのあとで』(東川篤也/小学館)など、日本の出版文化を彩ってきた装画を中心に、書籍カバーや関連イラスト計140点を収録。文学とイラストレーションが響き合う中村佑介の世界を、まとめて体感できる一冊となっている。

    【画像をみる】人気イラストレーター・中村佑介の20年を凝縮。『READ 書籍カバー全集 2005–2025』発売

    中村佑介 READ 書籍カバー全集 2005-2025

    中村佑介 READ 書籍カバー全集 2005-2025

    文学と結びつく「装画」というアート

    中村佑介の作品は、鮮やかな色彩とポップな線、そしてどこか懐かしさを感じさせる構図が特徴。
    そのイラストは単なる装飾ではなく、作品世界を象徴するビジュアルとして読者の記憶に残る装画として広く知られている。

    特に森見登美彦作品のカバーイラストは、多くの読者にとって小説と切り離せない存在となっているだろう。文学の空気感やユーモアを視覚的に翻訳するような中村の仕事は、装画というジャンルの魅力を改めて感じさせてくれる。

    本書では、そうした装画作品を網羅的に掲載。さらにすべての作品に解説が付けられており、イラストレーションの背景や制作意図にも触れることができる。

    メイキングやラフも収録、制作過程に迫る

    今までに手掛けたカバーイラストや関連イラストを140点収録!

    今までに手掛けたカバーイラストや関連イラストを140点収録!

    画集では、完成作品だけでなく、『四畳半タイムマシンブルース』のイラストメイキングやラフスケッチも公開。
    構図やキャラクター配置、配色の検討など、普段は見ることのできない制作プロセスが収録されている。

    さらに、小説家・森見登美彦との初対談も掲載。
    長年タッグを組んできた二人が、文学とイラストレーションの関係や作品制作の裏側について語り合う。

    小説家・森見登美彦との初対談も掲載。

    小説家・森見登美彦との初対談も掲載。

    メイキングやラフも収録、制作過程に迫る

    メイキングやラフも収録、制作過程に迫る

    描き下ろし&金箔仕様の豪華装丁

    表紙には、『夜は短し歩けよ乙女』文庫版のイラストをセルフリメイクした描き下ろし作品を採用。
    さらに金箔加工が施された豪華仕様となっている。

    サイズは前作『PLAY』(飛鳥新社)と同じで、並べて飾れるデザイン。
    コレクション性の高いアートブックとしても楽しめる。

    展覧会・サイン会も開催

    画集発売に合わせて、装画作品を紹介する展覧会やサイン会も予定されている。

    中村佑介 装画の世界展

    会期:2026年2月14日〜3月15日
    会場:NEUTRAL horikawa(京都・堀川新文化ビルヂング2F)
    https://www.books-ogaki.co.jp/post/65008

    サイン会

    ・2026年4月4日 ジュンク堂書店池袋本店
    ・2026年4月12日 MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店

    中村佑介展2026 in 金沢

    会期:2026年4月25日〜5月23日
    会場:金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB
    https://www.yn-ex.com/

    イラストレーター・中村佑介

    1978年、兵庫県宝塚市生まれ。大阪芸術大学デザイン学科卒業。
    ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットをはじめ、書籍装画、広告、パッケージデザインなど幅広く活躍。
    これまでの著書は累計24万部以上を記録している。

    書籍情報
    中村佑介 READ 書籍カバー全集 2005-2025

    発売日:2026年3月10日
    価格:3,000円(税込)
    仕様:B5変型判上製
    出版社:飛鳥新社

    Share.
    Leave A Reply