―話題作を着実に積み重ねてきた柴田啓佑監督最新作。
連続テレビ小説「ばけばけ」など、実力派俳優として活躍がめざましい濱正悟が映画初主演を務め、オール静岡ロケにて撮影を敢行。
ユーモアと優しさに満ちた、“別れ”のドタバタ・ラプソディー。
古い家具屋で働く夢大と、葬儀場で働く恋人・ハルコ。“生”と“死”のあいだを生きる二人の前に、ある日、老人ホームを抜け出した祖父・シゲルが現れ、「生前葬をあげたい」と言い出す。死ぬ前に会いたい人を探すという、どこか滑稽で、しかし切実な願いに付き合ううち、別れを準備するはずの旅は、いつしか“まだ生きている今”を確かめ直す時間へと変わっていく。
『あいが、そいで、こい』、テレビドラマ「推しの殺人」「極道上司に愛されたら」「トウキョウホリデイ」「未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~」と、人と人とのあいだに生まれる、言葉にしきれない感情の揺らぎを、ユーモアと静かなまなざしで描いてきた柴田啓佑監督。本作では、第11回せんがわ劇場演劇コンクールグランプリ、劇作家賞を受賞し、次世代の演劇界を牽引する注目の劇作家・細川洋平が脚本を執筆を担当。死を描きながら、生を肯定する。別れを通して、つながりを浮かび上がらせる。人生の節目に立ち止まる人々の姿を、過度な感傷に寄ることなく、ささやかな可笑しみと確かな温度をもってすくい取っていく。
主人公・夢大を演じるのは濱正悟。よるドラ「恋せぬふたり」、朝ドラ「舞いあがれ!」、「毒恋~毒もすぎれば恋となる~」など幅広い役を演じ経験を積み上げ、現在連続テレビ小説「ばけばけ」で実直な英語教師・庄田多吉役が話題となるなど、安定したお芝居力で実力派俳優として注目を集めている。今作では、教師として働いていたがうまくいかず、地元に戻り家具屋で働く無気力な主人公を演じる。
恋人・ハルコ役には今泉佑唯、祖父・シゲル役には六平直政が演じた。
生と死の狭間で揺れる人物像を、繊細に、そして等身大に描き出す。これは、さよならの物語であり、
それでもなお、生きていくための物語である。
2022年に音楽×映画の祭典「MOOSIC LAB」特別招待作品にて公開されたほか、第16回田辺・弁慶映画祭の招待作品としても上映された本作。年月を経て満を持して劇場本公開となる。
この度、公開日・劇場・キービジュアル・予告編・主題歌情報が一挙解禁され、濱演じる主人公の夢大が屋上で空を見上げている姿が印象的なキービジュアルが公開された。
映画は4月17日シモキタ-エキマエ-シネマ「K2」にて劇場公開が決定し、公開された予告編では、六平演じる祖父のシゲルが「生前葬を上げたい」と言い出したところから濱演じる夢大と今泉演じる恋人ハルコの少し噛み合わないふたりが祖父の会いたい人を探しに旅をする映像が公開された。
また主題歌は5人組バンド「浪漫革命」に決定し、本作のために書き下ろしした楽曲「愛を込めて」には、消えないつながりと心に残る時間への想いが込められ、物語の余韻とともに、エンドロールまで注目してご覧いただきたい。
【 S T O R Y 】
―サヨナラの先に、生きている今を見つけた
古い家具屋で働く夢大(濱正悟)と、葬儀場で働く恋人・ハルコ(今泉佑唯)。
“生”と“死”のあいだを生きる二人の前に、ある日、老人ホームを抜け出した祖父・シゲルが現れる。彼は自分を末期がんだと思い込み、「生前葬をあげたい」と言い出したのだった。
死ぬ前に会いたい人を探す―
その奇妙で切実な願いに付き合ううち、三人の時間は思いがけない方向へ転がり出す。
別れを準備するはずの旅は、やがて“まだ生きている今”を見つめ直す旅へ。
これは、さよならの話であり、生きていることを確かめるための物語。
【C A S T】
濱 正 悟(はま しょうご) / 雪村夢大 (ゆきむら ゆうた)役
1994年東京都生まれ。2015年俳優デビュー以降、近年では 「恋せぬふたり」(NHK)カズくん役や、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)、連続テレビ小説「舞いあがれ!」(NHK)、「毒恋~毒もすぎれば恋となる~」(TBS)などに出演。現在、連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK)庄田多吉役にて出演中のほか、日本テレビにてHuluオリジナル「おとなになっても」地上波版が放送中。また出演ドラマ「ちるらん 新撰組鎮魂歌」~江戸青春篇~が3月にTBS系にて2夜連続放送、U-NEXTにて~京都決戦篇~が配信されるなど活躍の場を広げている。
〈濱正悟コメント〉
当時の自分には身に余る大役で、もがきあがき、キャストスタッフの皆さんにかなり助けて頂き、たくさん甘えさせて頂いて、なんとか生き延びた記憶があります。約2週間の撮影期間はとてつもなく濃密で、作品と、そして役と向き合うことの難しさを身をもって体感し、また現場の皆さんと一丸となって映画をつくることの楽しさ、素晴らしさを実感できた充実すぎる日々でした。
役者人生に一度しかない、初主演作。並々ならぬ思い入れがあります。柴田監督にはいろいろなことを教えてもらいましたが何よりも、力を抜いて、演じるよりも生きる、という大切なことを教えてもらいました。一瞬たりとも嘘のないワンシーンワンカット、真っ直ぐじゃないけど愛おしい登場人物たち、心地良い映像に優しい音、是非スクリーンで観て頂きたいです。
【S T A F F】
監 督:柴 田 啓 佑 (しばた けいすけ)
1984年静岡県静岡市生まれ。日本映画学校(現:日本映画大学)卒業。短編映画『ひとまずすすめ』(2014)が、第8回 田辺・弁慶映画祭にてグランプリをはじめ、映画祭史上初の4冠を達成。翌年2015年にテアトル新宿にて劇場公開を果たす。
2019年には初長編映画『あいが、そいで、こい』(2019)を公開、映画『喝 風太郎!!』(2019)で商業デビューを果たす。近年はドラマ「推しの殺人」「極道上司に愛されたら」「トウキョウホリデイ」「未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~」など、ドラマやミュージックビデオなど幅広い分野で活躍をしている。
〈監督コメント〉
高齢化が進む日本で、「終活」という言葉を耳にすることが増えました。死後の準備というよりも、自分はどう生きてきたのか、これからどう生きたいのかを考える行為なのだと感じています。
本作では、「生前葬」―生きているうちに別れと感謝を伝える儀式―をモチーフに、死と向き合う時間を描きました。それは同時に、家族や友人、身近な人の存在をあらためて確かめる時間でもあります。
重たいテーマではありますが、今作が、少し笑えて、少し立ち止まれて、観終えたあとに誰かの顔が浮かぶ、そして、自分自身や大切な人を見つめ直す、ささやかなきっかけになればと思っています。
脚 本:細 川 洋 平 (ほそかわ ようへい)
1978年青森県八戸市生まれ、埼玉県出身。早稲田大学第一文学部フランス文学専修中退。
2010年に自身の作品を上演する演劇カンパニー「ほろびて」を始動。5年間の休止後再始動。2020年に上演した『ぼうだあ』が話題となる。2021年、第11回せんがわ劇場演劇コンクール グランプリ、劇作家賞を受賞。以降も話題作を次々と発表。次世代の演劇界を牽引する若い才能を紹介する「芸劇eyes」に選出され、2024年『センの夢見る』を東京芸術劇場シアターイーストで上演した。公益財団法人セゾン文化財団セゾン・フェローⅡ
主 題 歌:浪 漫 革 命 (ろまんかくめい)
2017年5月5日京都にてこどもの日に立ち上がった5人組バンド。
日本人の持つ浪漫、音楽の持つ浪漫、今の時代に確かに在る浪漫、それらをこよなく愛し、音楽はいつだって黎明期であることを信じた革命児達。
結成わずか3ヶ月で「SUMMER SONIC」、「Rising Sun Rock Festival」に出演。以降、自身のツアーを行う傍ら、様々な音楽フェスやイベントに出演す
るなどライブ活動を精力的に行っている。HP:https://romankakumei.com/
映 画 『 お 別 れ の 歌 』
(100分・シネマスコープ・カラー・ステレオ)
X:@owakare_no_uta Instagram:@owakare_no_uta
公式HP:https://owakarenouta-movie.com/
予告編:
濱 正悟 今泉佑唯 / 六平直政
小室安未 出口夏希 三谷悦代 しゅはまはるみ 木村知貴 藤代太一 瀬尾タクヤ 吉岡そんれい 隈部洋平
監督:柴田啓佑
脚本:細川洋平 音楽:茂野雅道
主題歌:浪漫革命「愛を込めて」
撮影:神野誉晃 照明:加藤大輝 録音:茂木祐介 美術:小田千聖 監督補:佐藤リョウ 制作:原由希子
ヘアメイク:菅原美和子 スタイリスト:岡村春輝 編集:菊池智美 カラリスト:山田宏幸 タイトルデザイン:伊藤康子 宣伝デザイン:桂あい
プロデューサー:関野 佑也. アソシエイトプロデューサー:大高健志 キャスティングプロデューサー:當間咲耶香
協力:磐田市 袋井市 森町 静岡市 静岡フィルムサポーターズ
制作:DREAM MARKET 製作:wildside,inc.
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