第98回アカデミー賞で作品賞・監督賞(ジョシュ・サフディ)・主演男優賞(ティモシー・シャラメ)ほか9部門ノミネートを果たした話題作、映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』。昨日3月5日、本作のジャパンプレミアが東京・ステラホールで開催された。

本作のプロモーションのため、世界中を飛び回ってきたティモシー・シャラメがついに来日するとあって、会場には約500名のティモシーファンが押し寄せ満杯に。“プリンス・オブ・ハリウッド”の異名を持つティモシーがいよいよレッドカーペットに登場すると、会場のボルテージは最高潮に! 大きな歓声が響くなかで、ティモシーに向かってアピールするファンたちから“ティミー”コールもあがり、その熱量に圧倒された様子のティモシー。サインやセルフィー、さらにはハグまで快く応え、たっぷりとファンサービスを実施した。さらに、本作でアカデミー賞作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞にノミネートされたジョシュ・サフディ監督、マーティの最大のライバル・エンドウを演じた川口功人もレッドカーペットに登場、会場に集まったファンから大きな歓声で迎えられた。

ステージに上がったティモシーは、「以前の来日でお会いした方もいて、とても感激しています。素晴らしい監督であるジョシュ・サフディの最新作だし、日本を代表する川口さんも出ています。特別な作品だから、ぜひ早く観てほしいですね」と集まったファンに向けて挨拶。サフディ監督は「今回日本撮影したシーンがあるので、そんな作品を日本に持ってこれてよかったと思っています。撮影はちょうど1年前でした。すごく豊かな文化を育んできた素晴らしい国。すべてのものに意味を見出すという文化のなかで生きていた皆さんに観ていただけるのが本当に嬉しいです」と挨拶し、ジャパンプレミアを迎えた喜びを語った。
本作のクライマックスとなる、エンドウとのリベンジ試合は昨年に上野で撮影。1年ぶりとなった来日に「最高の気持ち」だというティモシーは、上野での撮影について、「僕らはどうしても日本で撮影したいという目的意識を持っていました。もちろんニューヨークでセットを組んで、日本のようにみせるチートはできるけれど、この作品には日本や東京という要素が大きく関わっているから、きちんと日本で撮影することがすごく重要だったんです。世界のみなさんがこの作品を気に入ってくれているので、日本のみなさんもそれに続いてくださるといいなと思っています」と振り返った。サフディ監督は「実は僕自身日本にゆかりがあって、ひいおじいちゃんが戦後日本にいたことがあるんです。」と明かし、「だからこそ僕は、日本人のために日本で撮影したいんだと思ったんです。ロケ地=そこにいる人々なんだという想いで日本での撮影を実施しました。僕にとってものすごく特別なプロジェクトになりました」と語った。


第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025の卓球日本代でもある川口は、「卓球の試合のシーン、すごく難しかったと思うんですが、ティモシーさんの演技は本当にすごかったです。アドリブはもちろんですが、本気のアスリートの顔をしていたの」と振り返った。そんな川口について、ティモシーは「コトは本当に素晴らしい! この作品では役者として出ていますが、本来は素晴らしい卓球選手であって、ご一緒できたのが本当に光栄。」と大絶賛した。
ここで、サプライズゲストとして日本の卓球映画の金字塔『ピンポン』で天才肌の主人公ペコを演じた窪塚洋介が登場。大ヒットを祈願して「マーティ・シュプリーム特製熊手」をティモシーにプレゼント。熊手を受け取ったティモシーは感激の表情で、窪塚とかたい握手を交わした。窪塚は「『なんで窪塚!?』と思われてますよね? 俺が一番思ってる!」と暴露し会場を笑いに誘うと、「ティムはさわやかで独特な雰囲気をもった素晴らしい俳優ですが、この作品では無責任で最低で破天荒な男を演じています。でも、ティムが演じるとそのめちゃくちゃさがかっこいい生存術に見えてしまう。そんなドタバタストーリーを、本当に楽しみました。とっても面白い映画です」と本作の感想を語った。


窪塚からティモシーへ「ほかの作品と比べて目やオーラからしてまるで違っていましたが、作品を通して何を一番意識して、どうやってキープしていましたか?」と質問が飛ぶと、ティモシーは「答えはシンプルで、僕は演技というものに対してパッションを持っていて、その強い想いをキープするということをイメージしていました。それに関してはきっと窪塚さんも同じではないでしょうか。リスペクトしています」と答えた。実は『ピンポン』の原作を読んだことがあるというサフディ監督は「この企画が始まる7年前にポン・ジュノからもらって読んだんです。ポン・ジュノもいちばんすきな漫画のひとつだと言っていましたよ」ととっておきのエピソードを披露し、窪塚を驚かせた。
最後にティモシーから日本のファンに向けて「この作品を日本の皆様にお届けできることを光栄に思っています。この作品が表現したいことが、日本や日本の方々に合致するんです。だからこそ皆さんにも楽しんでいただきたいですし、僕たちが精魂込めた作品です。ものすごく誇りを持っている一本ですので、ぜひ楽しんでください。皆さん今日は来てくれてありがとう!」と熱い愛のメッセージを送って、イベントは終幕へ。最後に会場一丸となって叫んだ「マーティ最高!」の声にあわせてキャノン咆が発射! ド派手な演出に大きな歓声が起こるなか、イベントは幕を下ろした。

映画『マーティ・シュプリーム』は、2026年3月13日(金)より全国公開。
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作品情報

映画『マーティ・シュプリーム』
NYの靴屋で働きながら卓球で世界一の選手を夢見るマーティ・マウザー。世界選手権で敗れた日本人選手エンドウに勝ち、世界一になるため日本を目指す。不倫相手のレイチェルが妊娠、卓球協会からは選手資格はく奪、資金は底をつき、あの手この手で遠征費用を集めようとするが‥‥。マーティが見つけた”夢より大事なもの“とは。
監督・脚本:ジョシュ・サフディ
出演:ティモシー・シャラメ、グウィネス・パルトロウ、オデッサ・アザイオン、ケビン・オレアリ―、タイラー・オコンマ(タイラー・ザ・クリエイター・ラッパー)
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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2026年3月13日(金) TOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
公式サイト martysupreme
