2026年3月2日7時0分







「第33回読売演劇大賞」贈賞式で受賞の喜びを語る望海風斗

「第33回読売演劇大賞」贈賞式で受賞の喜びを語る望海風斗

2月27日に東京・帝国ホテルで行われた「第33回読売演劇大賞」贈賞式に行ってきました。

作品賞、男優賞、女優賞、演出家賞、スタッフ賞と各部門の最優秀賞などは事前に発表されていますが、それらの中から選ばれる「大賞」は当日の発表でした。結果は、予想通り、最優秀賞女優賞の望海風斗(42)でした。

伝説のオペラ歌手マリア・カラスを主人公にした一人芝居「マスタークラス」とミュージカル「エリザベート」で、圧倒的な演技力、歌唱力でひときわ輝いていました。

大賞受賞のあいさつで望海は「まさか自分がいただくとは思っていなかったので、本当に驚いています」と目に涙を浮かべて喜びを語り、「カラス役は私の人生の師匠になった作品」と振り返りました。

その後、「エリザべート」の劇中歌「私だけに」を披露した時には、食事や歓談などでちょっと騒がしかった会場も、彼女の歌声に静まり返り、最後には大きな拍手が起こりました。

最優秀男優賞は文学座の亀田佳明(47)でした。最優秀男優賞は文学座の大先輩角野卓造も26年前に受賞しています。2020年に紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞するなど、今後の文学座をリードする俳優とあって、受賞あいさつでは「文学座がまもなく90周年を迎えます。お気持ちが向きましたら、文学座の公演をご覧いただけたらと思います」と、11月から始まる文学座90周年記念公演をPRしていました。

今回の受賞対象となったのは文学座以外の作品だっただけに、文学座の舞台での活躍を待望しています。【林尚之】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「舞台雑話」)

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