足型をはめられた子どもたちシェアポストシェア

わずか1年で、学級崩壊した小学5年生の子どもたちを大きく成長させたコミュニケーション教育が、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で紹介され大きな反響を呼びました。その主役、著者の菊池省三先生は「学級崩壊立て直し請負人」と呼ばれ、全国の教師の指導者として活躍しています。

菊池先生が、現役教師から全国の教師の指導者として活動を開始して10年以上経ちます。全国の教師による菊池道場は30地域500人を擁します。教師の勉強会、教室での公開授業のほか、PTA、教育委員会、親御さんなどへ年間の講演回数は200回に上ります。
全国の公立小学校の現状を知る人は菊池先生のほかはいないでしょう。その菊池先生が、
「以前の学級崩壊は数人の問題児が原因だったが、現在は教室全体が無秩序状態」となった「子どもたちの危機だ」、と本書執筆を決断しました。
今、小学生の身に何が起こっているのでしょうか?

●端末一人一台が当たり前となり、授業中YouTubeを見たりゲームに興じている子どもがいるのは、生徒が教室から飛び出さないために許容しているケースも少なくありません。
●年々増加する不登校児。不登校小学生は13万人と言われます。じつは教師が疲弊し、対策をとらないことも要因。
●全国学力テストが教師に与える影響が大きく、子どもたちの成長が阻害されています。
学力テストの結果が、県だけでなく、校区ごとでも成績が出るため、学力アップが至上命題に。
「給食時間用の課題プリント(北九州)」「おとなしく授業を受けさせるため足型に合わせて座らせる(高知)」「学力テストの結果をよくするため、成績の悪い子をテスト日に休ませるが常態化(全国)」などなど、子ども同士で遊ぶ時間や生活の中での学びあいの時間の消失。気持ちの伝え方を知らない苛立ちから器物破損など暴力行為が7万件へと激増しています。

本書では、子どもたちの置かれた状況を明らかにします。とともに、日本の未来を担う子どもがしっかりと生き抜く力をつけるための解決策として、家庭でもできるコミュニケーション能力を伸ばす方法を提案します。

定価1210円(税込)

ISBN9784065404720

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