「お箸を正しくもつ」「自分で歯を磨く」「整理整頓をする」「ありがとうを伝える」…など、小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを紹介した書籍『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』が発売された。

「小学校入学準備にぴったり」「生活の基本だが、これまでどう教えればいいのかわからなかったので助かる」など多くの口コミが寄せられている。

本書では、生活のきほんや言葉づかい、心の守り方、学校での過ごし方まで子どもたちの毎日に欠かせないテーマを幅広く網羅している。その中から「困っている友達の助け方」について取り上げる。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)


【名門幼稚園で出題】「人の気持ちがわかる子ども」かを見抜く、超意外な問題とは?Photo: Adobe Stock



有名幼稚園で出題されたある問題

最近、とある有名幼稚園を子どもが受験したお母さんから話を聞いた。


その園では、試験官と子どもが一対一で対話をしながら進める試験があるという。

ペーパーテストではなく、やりとりの中で子どもの様子を見る形式だ。


試験の中で出されたのは、動物の子どもたちが出てくる紙芝居だ。

犬とぶたの子どもが一緒に遊んでいたところ、ぶたの子どもが転んでしまい、怪我をしてしまうという内容だったそうだ。


そこで試験官は、子どもにこう問いかけた


「ぶたさんに何をしてあげられたらいいと思う?」


そこで求められていたのは、「ばんそうこうを貼ってあげたい」と答えることだった。


子どもがそう答えると、試験官はばんそうこうを取り出し、「じゃあ、自分で貼ってみて」と言い、紙芝居の上に貼るように促したという。

この試験では「人の気持ちがわかる子ども」に育っているか、加えて「困っている人をみたときに、実際に行動ができるか」までを確かめていたのである。


ただ「だいじょうぶ?」と言えるかどうかではない。

相手の状況を理解し、自分にできることを具体的に考え、実際に手を差し伸べられるか。

これは、いきなりできるようになるものではないだろう。



友達を助けよう

小学校入学前後に知っておきたい93のおやくそくを学べる本『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』には、「ともだちをたすけよう」という項目がある。友達が困っているときにどのように手助けしたらいいか、かわいらしい動物のイラストとともにわかりやすく紹介されている。


・ものを なくした ともだちに 「いっしょに さがそうか?」と いおう。

・おもい にもつを もっていたら 「いっしょに もとうか?」と いおう。

・ともだちが ころんだら 「だいじょうぶ?」と きいて てを かそう。

・けしごむが ない ともだちに 「これ つかって いいよ」と いおう。

(『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』p.181より引用)。

さらに「おうちの方へ」では、このように書いてある。


友だちに助けてもらったときのことを子どもに思い出してもらい、逆に自分が友だちを助けてあげられる状況を探させてみてください。

(『まいにちがたのしくなるおやくそく できるかな?』p.181より引用)


普段から、「もしお友達が困っていたら、どうする?」「転んで泣いていたら、何をしてあげられるかな?」そんな問いかけを重ね、親子で一緒に考えてみる時間をとることから始めるのはいかがだろうか。

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