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登壇者:ILMARI、SU、金井 紘監督
『RIP SLYME THE MOVIE -25th ANNIVERSARY GREATEST MEMORY-』舞台挨拶付き先行上映会が2月25日(水)に新宿ピカデリーで開催。RIP SLYMEのILMARI、SU、メガホンを取った金井 紘監督が登壇し、撮影を振り返った。
本作は、RIP SLYMEの過去と現在を映し出すライブ&ドキュメンタリー映画。メンバー5人が再集結して臨んだライブ・パフォーマンスの熱量はもちろん、バックステージの素顔や過去のライブ映像、さらには5人での「箱根・初詣旅行」などの撮り下ろし映像、ゆかりのある人々へのインタビューも交えながら、25周年を迎えた今を立体的に描いている。
トークは、映画化が決まったときの感想から深掘り。ILMARIは、映画という形で25周年の歩みを残すことに対して「『僕らが映画になるの!?』って感じでした。素直にめっちゃうれしかったです。金井さんのことは知っている間柄だったので、間違いないだろうってことで」とオファーを受けたときのことを回顧した。

続いて金井監督は、本作の構成をどう組み立てたのか、そして“今のRIP SLYME”をどのように映したかったのかを、過去映像と現在のライブ映像が重なり合う編集についても触れつつ「年末にクリスマスライブにお邪魔させていただいた際、5人の楽屋の雰囲気を拝見させていただいたら、とにかくずっとわちゃわちゃしていて楽しそうだったんです。その姿を2時間の映画に閉じ込めたら楽しんでいただけるかなと思った。あと、25年の軌跡を一つにまとめて、お客さまと一緒に楽しめる映画にしたいって想いがありましたね」と制作時の視点を打ち明けた。

再集結後の反響について尋ねられる場面もあり、久しぶりに5人がそろった瞬間に感じたこと、そして再集結後一つ目のフェスとなったJAPAN JAMでの心境について、ILMARIは「個人的には『やっとここまで来られた。1年間5人で活動できる』って気持ちでした。楽しみな気分でいたんですが、SUさんの緊張がものすごく伝わってきて、緊張しているのを見せないようにかっこつけていて、それで僕も緊張しましたね(笑)」と振り返る。SUは「ヘルペス。十二指腸潰瘍、痛風が発症してもう満身創痍で……。それに、緊張で真夏じゃないのに寝苦しかったです(笑)」と打ち明け、観客を笑わせた。

そして話題は、本作の撮り下ろしパートでも大きな見どころとなっている「箱根・初詣旅行」へ。旅先で印象に残っている思い出として、ILMARIは「映画の中には映ってないけど、SUさんは大泣きしていたんですよ。カメラが回っていないときに」と暴露。さらに「箱根のご飯のとき、朝からいろんなところに行って、商店街で買い物もして楽しかったんでしょうね。ご飯のとき、SUさん何もしゃべらないな、って思ったら急に泣き出して『もうこんなことないと思って……!』って(笑)」と笑い交じりに振り返った。
SUは「おじさん5人で旅行するのって、友だちを含めてなかなかないこと。もし、自分たちで予約しているような旅行だったら、もっと泣いてたんじゃないかな(笑)。楽しくてウキウキしていました」と話し、当時の高揚感を滲ませた。

この日は「25周年の歴史の中で変わったこと、変わらないこと」というテーマも取り上げられ、ILMARIは「10代のときから友だちみたいな関係でずっとやってきたので基本的には変わってないですが、歳を重ねて生活が変わっていったことで一緒に遊ぶ感じはなくなってきましたね。ライブもあと3本しかないので、燃え尽き症候群みたいになっちゃうかな」と語り、SUは「5人とも時間を大切にするようになっている気がする。レコーディングもスピーディーに終わらせるようになった」と変化を口にした。これにILMARIは「昔は夕方に集まって夜中までスタジオにいることもありましたが、最近は午前中に集まって3時には終わってますね」とスタイルの変化について触れた。
さらに、パンフレット先行販売に関する話題も上がると、ILMARIは「映画のパンフレットって買っちゃうよね。映画になるのも初めてで、こういう舞台挨拶も初めて。パンフレットになってすごくうれしいです」とにっこり。すると、SUは「なんか(ILMARIが)小栗 旬に見えてきた!」と目を見開き、盛り上げる一幕も。
イベント中盤では、本作の大ヒットを祈願する鏡開きを実施。司会者の合図で木槌を振り下ろし鏡開きが行われると、会場からは大きな拍手が起こり、鏡開き後、ILMARIは「とても気分がいいです」と声を弾ませた。

イベントは終始和やかな雰囲気のまま、終了の時間に。締めの挨拶を求められると、SUは「今日のお客さんが、グッズを身につけていただいたり、つなぎで来ていただいたり、うちわを持っていたり、本当ありがとうございます。とてもすてきな映画を作っていただいて、このような舞台もご用意いただいて、初めてばかりで感動しています」と感謝を伝えた。ILMARIは「こうして映画が完成して、たくさんの方に来ていただいて、うれしい限りです」としみじみと話し、続けて「この後のプランは決めていなくて、まだ5人で話してもない。この先、またやることがあるかもしれないし、ないかもしれないし、まだわからないですが、3月のアリーナ公演もぜひ皆さん来ていただいて、映画の続きだと思って楽しんでいただけたらなと思います」と呼びかけ締めくくった。
退場を促されると、SUは自身のグッズを持つファンのもとへ駆け寄り、至近距離で感謝を伝えるファンサービス。最後まで会場の熱を高め、イベントを盛り上げていた。

『RIP SLYME THE MOVIE -25th ANNIVERSARY GREATEST MEMORY-』は、3月6日(金)より2週間限定で上映予定。
公開表記
配給:松竹ODS事業室
3月6日(金)より2週間限定上映
(オフィシャル素材提供)
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