2026年2月23日

PCから投稿

鑑賞方法:映画館

 お薦め作品だし公開週なので、ネタバレなしの雑感です。TVシリーズ、Netflix配信作を観たファンには、期待を裏切らない佳作でした。
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1. 過去作
 教場Ⅰは、「探偵役」の風間教官で、「犯人役」の学生達の弱点や問題をあぶり出していく死設定が新鮮でした。指摘する弱点や抱える問題が種明かしで初めて分かるので、序盤は伏線にも気付きにくいのが面白かった。一方で短編を繋ぐ構成の為、フリオチの間隔が短すぎて伏線が読め易くなってしまったのが残念でした。
 教場Ⅱは、話の展開を読めてしまうようにはなっていたが、学生にも後輩教官にも過酷なエピソードが用意されており愉しめた。風間公親-教場0は、現役時代の話でミステリ色がより強かったが、風間が現場を一目しただけで犯人や犯行手段などを分かってしまうような描写が多く、リアリティを感じなかった。ただ、後輩警官が殺され、風間が片目を失った過程が分かったのは良かった。教場ⅢReunionは、Ⅰ・Ⅱと同じテイストで観やすいが、エピソード自体は若干弱め。だからこそ、そんな細かい心理まで見抜かれちゃう?という驚きはある。終盤の台詞には、追求の後だからこそ泣かされました。
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2. 教場ⅢRequiem
 劇場公開作「教場ⅢRequiem」は、大きく3部に分けられますが、何れもミステリ色が強め。詳しくは観てのお楽しみですが、思い込みで観客が勝手にmisleadされる挿話や、動機や犯行目的は読めるがトリックに驚く挿話や、犯人役の俳優Xさんの怪演に慄ける挿話があり、サービス満点です。Xさんのファンなら、その怪演ぶりだけでも見処だし、本筋とは関係ない場面でもクスッとできます。
 学校では定番でもありますが、卒業シーンは素直に感動しました。過去作を観て(覚えてい)る人には、フリが全部分かるので、ジーンときやすいでしょう。
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3. エンド・クレジットも器楽曲で
 本シリーズの陰のMVPは、劇伴担当の佐藤直紀さん。緊張感を高める曲と、感動を誘うスケールの大きいバラードのメリハリが良いし、卒業式の劇伴は曲だけで泣けてしまう。近年の邦画は、歌詞付きのJpopをかけるのが定番だが、劇伴好きとしては洋画のように、本編と同じテイストの器楽曲、できれば交響曲を使っていただけたら嬉しい。佐藤直紀さん、めっちゃいい曲書きまっせ。

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教場 Requiem

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