日本の音楽シーンにおいて飛ぶ鳥を落とす勢いなのが女性アイドルプロジェクト、KAWAII LAB.(通称・カワラボ)だ。
東京ドーム公演を大成功させたFRUITS ZIPPERや「倍倍FIGHT!」がバズリまくっているCANDY TUNEらを擁し、SNSとライブ会場の両方を席巻している。
カワラボは日本の〝カワイイ文化〟を発信するべく「原宿から世界へ」を掲げ結成された。メンバーそれぞれが担当カラーを持ち、キュートな衣装を着て耳なじみのいいポップサウンドを歌い踊る。欧米を意識したヒップホップやR&Bに乗せてクールなダンスで魅せるK-POPとは、対極にあると言っていい。
「カワイイ」か「クール」か、日本ではどちらも受け入れられているが、世界のミュージックシーンに「カワイイ」の魅力はまだまだ伝わっていない。キティちゃんやピカチュウなど日本のアニメキャラが海外で大人気になり、世界中から日本に観光客が押し寄せる現状を考えると、今まさにチャンス到来といえる。
機を見るに敏とばかりに所属事務所のアソビシステムが積極的に動き出した。まず、投資会社と共同出資して日本が誇るアイドルの推し活市場を世界へ発信するプラットホーム会社を設立した。その中心にいるのが、すでにデジタルくじやオンライン特典会を開催しているカワラボだ。
ITを駆使してファンのデータ解析を行っていくといい、「わたしの一番かわいいところ」「倍倍FIGHT!」などのヒット曲をSNSでバズらせた同社ならではのノウハウや情報量を生かして戦略的に世界進出を狙う。
さらに、同社は訪日外国人旅行者にカワイイ文化を体験してもらうエンターテインメント施設「KAWAII MONSTER LAND」を原宿の竹下通りにオープンさせた。
発表会見にはFRUITS ZIPPERの真中まなやCANDY TUNEの村川緋杏、福山梨乃が出席し、一役買った。彼女たちが常駐するわけではないが、東京の新名所としてKAWAIIの世界観を発信する重要な拠点となる。
さらに大手旅行会社、JTBとも合弁会社を設立。3月16日に米ハワイ・ワイキキでFRUITS ZIPPERときゃりーぱみゅぱみゅが出演するミュージック&カルチャーイベント「ASOBEXPO」を開催することも決まった。
