(CNN) 米人気ドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」で知られる俳優エリック・デインさんが19日、亡くなった。53歳だった。

広報担当者が発表した声明は、「エリック・デインが筋萎縮性側索硬化症(ALS)との勇敢な闘いの末、19日午後に死去したことを深い悲しみをもって共有する。彼は最期の日々を、大切な友人、献身的な妻、そして彼の世界の中心であった2人の美しい娘、ビリーとジョージアに囲まれて過ごした」と述べている。

デインさんは昨年4月にALSを患っていることを公表。診断を受けて以降、この病気と闘う人々の支援に尽力してきた。

デインさんは1990年代初頭からテレビや映画で俳優としての輝かしいキャリアを築いた。

「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」のワンシーン/Scott Garfield/Disney General Entertainment/Getty Images
「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」のワンシーン/Scott Garfield/Disney General Entertainment/Getty Images

2005年に始まったグレイズ・アナトミーにはシーズン3から9まで、マーク・スローン医師の役で出演。21年のシーズン17にも登場した。

デインさんはグレイズ・アナトミーの期間中も「X-MEN:ファイナル ディシジョン」「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」「バーレスク」など、数々の人気映画への出演を果たした。

「ユーフォリア/EUPHORIA」でのデインさん/Eddy Che/HBO
「ユーフォリア/EUPHORIA」でのデインさん/Eddy Che/HBO

「最期まで闘う」

昨年ALSと診断されたことを公表して以来、デインさんはALSと共に生きることを公言し、神経変性疾患の研究と支援の促進に尽力してきた。

非営利団体ALS協会によると、ALSは上半身と下半身の筋肉を動かす脳と脊髄(せきずい)の神経細胞に徐々に影響を及ぼす。

現在のところ、治療法は確立されていない。

昨年10月には、非営利団体「アイアムALS」とともにワシントンを訪れ、ALSのさらなる研究を訴えた。

ワシントンに滞在中、デインさんは将来の希望についてこう語った。「家には娘が2人いる。彼女たちが大学を卒業し、結婚し、もしかしたら孫を持つのを見届けたいと思っている」「その全てを見届けたい。だから、この病気とは最期まで闘うつもりだ」

2025年に「ブリリアント・マインズ」に出演したときのデインさん/Pief Weyman/NBC
2025年に「ブリリアント・マインズ」に出演したときのデインさん/Pief Weyman/NBC

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