PRESS RELEASE

書籍『拡張リーン 世界が認めた日本の生産方式をデジタルで進化させる方法論』発売

2026年2月19日

株式会社日刊工業新聞社

日刊工業新聞社(代表取締役社長:神阪拓 本社:東京都中央区)は、書籍『拡張リーン 世界が認めた日本の生産方式をデジタルで進化させる方法論』(ナタン・リンダー、トロン・アーネ・アンドハイム著)を発売します。トヨタ生産方式の思想をもとに体系化され、徹底的なムダ排除を志向するリーン生産方式が欧米で注目されたのは1990年代のことです。21世紀に入ると、“逆輸入”のような格好で日本でもその実践動向が話題を集めました。そのようなリーン生産方式はこの間、デジタル革新などの波を受けて変革を続けてきましたが、今や単なるデジタルリーンを超えて製造業変革の原動力となる「拡張リーン」へと進化し、関心が高まっています。

世界銀行の統計によると、世界の研究開発費の64%は製造業が占めていると言われています。純粋な技術領域で相当額が費やされているようですが、それは製造プロセスの開発よりも製品開発への投資が中心です。

これまで製造オペレーションへの変革については、労働者の利益と相反する面もあってそれほど投資は進まなかったのが実情です。しかし、人材(人手)不足とデジタル・AI化の時代を迎え、今後は従事者に適切な権限とツールを与え、働き手の能力を拡張して付加価値創出と生産性向上を両立するような、現場に寄り添った仕組みが求められています。

本書は、DX時代のムダを排したリーン方式を実践する上において、新しいテクノロジーが補完する極めて重要な役割を明確に示しています。仕事の能力や作業領域を拡張する「オーグメンテッド・リーン」とはどのような概念か。そして、その拡張により人間の創意工夫と自動化が作用し合って効果を高めるプロセスについてわかりやすく詳述します。

オーグメンテーション(拡張)が、オートメーション(自動化)よりも優れている理由を、起業家と未来学者の二人が鮮やかに論じています。次世代の製造業のあり方を模索する人々にとって、明確な指針となる戦術と戦法を明らかにしました。



パートⅠ  リーン生産方式の進化

第1章 最前線の製造現場における作業の進化

第2章 従来型リーン生産からアジャイルを経てデジタルリーン、そしてその先へ

第3章 生産技術ソフトウェアの現状

第4章 デジタルリーンを超える旅

パートⅡ  拡張リーンの到来

第5章 拡張リーンの枠組み

第6章 生産技術を適切に展開する方法

第7章 組織のダイナミックな能力を活用したOT(制御・運用技術)の民主化

パートⅢ  エンジニアリング、技術、スキル

第8章 デジタルリテラシーを持った生産管理エンジニアの出現

第9章 将来のプロセスエンジニアのトレーニング

第10章 オートメーションからオーグメンテーションへ

パートⅣ  拡張リーンによるオペレーション

第11章 オペレーションデータの潜在的な拡張力

第12章 支配より促進:未来の産業システムはどのようにして出現するのか

第13章 グローバルサプライチェーンの再構築

第14章 結論:新たに出現した製造現場従事者の拡張リーンマネジメント

定価2,750円(本体2,500円+税10%)

仕様:A5判、並製、392頁

ISBN:978-4-526-08419-5

発行:日刊工業新聞社

発行日:2026年2月19日

ナタン・リンダー:Tulip CEO(共同設立者)

エルサレム・ベンチャー・パートナーズ、サムスン、サン・マイクロシステムズ、リシンク・ロボティクスを経て現職。産業用デスクトップ3Dプリンティングの草分けとして業界を牽引するフォームラブズの共同設立者兼取締役会長。デザインとエンジニアリングを融合させた斬新なヒューマンエクスペリエンスの創造を目指す。

トロン・アーネ・アンドハイム:Tulipリード・エコシステム エバンジェリスト

前職はMIT、WPP、オラクル幹部、EUエキスパートを歴任。著書に『Health Tech: Rebooting Society’s Software, Hardware, and Mindset』『Future Tech: How to Capture Value from Disruptive Industry Trends』など。仕事の未来と人工知能分野においてノルウェー科学技術大学で博士号を取得。

【問い合わせ】

日刊工業新聞社

書籍編集部  03(5644)7490

販売・管理部 03(5644)7403

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