ザ・リラクス(THE RERACS)の2026年春夏メンズコレクションを紹介。

端正なバランス ザ・リラクス 2026年春夏メンズコレクション - 造形と素材で作る特有のバランス|写真3

ザ・リラクスが提案するのは、テーラードウェアをはじめ、英国由来の伝統的なウェア、ミリタリーウェアを織り交ぜながら端正なバランスで着こなすスタイル。ダブルブレストのテーラードジャケットやトレンチコートから、モーターサイクルジャケットやフィッシングコート、モッズコート、フライトジャケット、そしてアイコニックなグルカパンツまで、様々な文脈で着用されてきたウェア同士を組み合わせつつ、洗練された佇まいを形作っている。

身体と服の間にある空間 ザ・リラクス 2026年春夏メンズコレクション - 造形と素材で作る特有のバランス|写真49

いずれも装飾などの“付け加える要素”は最小限に、削ぎ落としたデザインに仕上げているのがポイント。その上で、シルエットについてはいずれのウェアも着たときの身体との距離感が適度に残る、立体的な造形に仕上げている。身にまとった時の“身体と服との間”にある空間が、ザ・リラクス固有の佇まいを生み出している。

ザ・リラクス 2026年春夏メンズコレクション - 造形と素材で作る特有のバランス|写真16

たとえば空気をたっぷりと含むように大胆な分量感を持たせたワイドバレルパンツは、落ち感のある生地によってドレープが生まれ、エレガントなフォルムに。ハリントンジャケットやウィンドウ・ペンチェックの半袖シャツ、ロング丈のシャツ、ドロップショルダーのチェスターコートはいずれも身頃や袖に程よいゆとりを持たせている。日常に馴染むリラックス感と、整然とした美しさの絶妙なバランスに注目だ。

上品な素材使い ザ・リラクス 2026年春夏メンズコレクション - 造形と素材で作る特有のバランス|写真21

素材は、なめらかさやハリをそなえた上品な風合いの素材をセレクト。たとえば、ロング丈のチェスターコートには、立体感のあるシルエットを保つ高密度のウールツイルを採用し、ハリントンジャケットや広がりのあるシルエットのグルカショーツには程よい落ち感とハリのバランスが良いウールギャバジンを用いている。

ザ・リラクス 2026年春夏メンズコレクション - 造形と素材で作る特有のバランス|写真31

アンコンジャケットやフライトジャケットには、車のシート素材として用いられる人工スエード「ウルトラスエード」を採用。リアルスエードでは実現不可能な、ダイナミックなパターンメイキングを掛け合わせ、ゆったりとしたシルエットに仕上げている。

天然繊維と化学繊維、多彩な素材の良さをシャツに ザ・リラクス 2026年春夏メンズコレクション - 造形と素材で作る特有のバランス|写真43

多彩なバリエーションで展開されるシャツは、天然素材と化学繊維の両方で提案。それぞれのメリットを生かした仕上がりのシャツを揃える。たとえば、デニムシャツはウールやリヨセルを含む「メッツァウール」素材を用いることで柔らかな質感に。さらりとした光沢感と呼応する、シルバーのドットボタンを並べてアクセントをプラスした。

ザ・リラクス 2026年春夏メンズコレクション - 造形と素材で作る特有のバランス|写真38

ボウタイシャツやレギュラーカラーシャツなど、単体使いはもちろんセットアップに合わせて着られるシャツには光沢を抑えた綿のような質感のポリエステル素材「スパンブロード」を採用。ナチュラルな表情とシワになりにくいイージーケアの要素を兼ね備えており、デイリーユースに重宝しそう。加えて、ウールの上質さとポリエステルの軽さを持ち合わせたツイルの開襟シャツやバルーンスリーブシャツも、美しいシルエットを保ちやすく日常的に使いやすい。

ザ・リラクス 2026年春夏メンズコレクション - 造形と素材で作る特有のバランス|写真7

一方、ギンガムチェックのシャツや、正装の際に使用された胸当てを思わせるフロントデザインが目を引くビブフロントシャツといったクリーンなムードのシャツには、英国王室御用達ブランド・トーマスメイソン(THOMAS MAISON)のコットンブロード素材を採用。自然なハリ感となめらかさ、上品な光沢を備えた、綿ならではの魅力を実感できるシャツとなっている。

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