人気サッカー漫画『ブルーロック』を実写映画化した作品の完成報告会が7日、東京都内のスタジオで行われた。
実写映画『ブルーロック』完成報告会
原作は週刊少年マガジン(講談社)で連載され、単行本の累計発行部数は5000万部を突破。サッカーのワールドカップ優勝を目標に掲げた日本代表を生み出し、絶対的なストライカーを育成するために全国から集められた300人の高校生フォワード(FW)が、「青い監獄」で熾烈なサバイバルを繰り広げる。
会見には主演の高橋文哉をはじめ櫻井海音、高橋恭平(なにわ男子)、野村康太、西垣匠、橘優輝、石川雷蔵、岩永丞威、櫻井佑樹、倉悠貴と松橋真三プロデューサーが一堂に会した。『キングダム』『ゴールデンカムイ』などを手掛けた松橋氏は、「圧倒的な熱量で大人気の原作を実写化するには相当な覚悟が必要だった。必ず面白い作品になるので、公開まで駆け抜けたい」と強調した。
高橋文哉は、「声をかけていただいた約3年前は、覚悟やプレッシャーなどが入り混じった」と回想。サッカーは初心者だったため、クランクインまでの約1年半、元日本代表の松井大輔氏らの指導を受けて練習を重ねた。「初めてお会いした時は、松井さんがサッカーをしているところを見られるだけでうれしかったけれど、1対1から始めて徐々に仲間が増え、撮影現場でもこうした方がいい、リアルだと声をかけていただいて松井さんの熱量も感じた」と振り返った。
櫻井海音は、3歳でサッカーを始めプロを目指していた本格派。「夢はかなわなかったけれど、今回参加できたことで過去の人生を肯定してくれていると思った。この役のためにサッカーをやっていたと物凄く強く感じる。できる最大限の再現をしようと、ドリブルやパスなど細かい技も再現しています」と自信をのぞかせた。
高橋恭平は原作のファンで推しのキャラクターを演じることになったが、「僕でいいのかというプレッシャーと不安があった」と正直な思いを吐露。それでも、「メンバーからもおめでとうと言われたし、今の若い世代の皆と作ってきて僕の中で財産になる大きな作品と自負している」と手応えを感じている様子だ。
既に撮影を終え、編集の真っ最中。松井氏は粗つなぎのラッシュフィルム(編集前の試写)を見ており、その時点で「サッカー監修をした自分だから言えますが、素晴らしい本格サッカー映画になると思います」と太鼓判を押している。
その座長を務めた高橋文哉に対し、櫻井海音は「仲が良くなりすぎて恥ずかしいが、文哉で良かったと心から思っている。この世代を底上げするという熱量があって、この人には敵わないと思った」と最敬礼。高橋文哉は照れながらも、「日本映画に新しい風を吹かせる自信はあります」と自信をのぞかせた。
映画『ブルーロック』は、2026年8月7日に全国で公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
