「ライフへよく行きます。ライフのほうが安いので」

Netflixドラマ『地面師たち』の中で存在感を放った俳優・五頭岳夫(ごづたけお)さんの初の著書『生涯現役』が、2月28日(土)に游藝舎から刊行される。

2月7日(土)に78歳の誕生日を迎えた五頭岳夫さんは、『地面師たち』で演じたホームレス役でブレイク。超遅咲き俳優として注目を集めている。

著書『生涯現役』では、かつて医師から突きつけられたという引退宣告や、そこからの復活劇などが綴られている。

『虎に翼』『ガンニバル』などに出演する五頭岳夫

五頭岳夫さんは、1948年2月7日新潟県生まれの俳優。青年劇場での長年の舞台経験を経て、のちに映画やテレビへ活動の場を広げる。

40代で大病を患い、度重なる手術と長い闘病生活を経験するも、俳優として復帰。全快した55歳の時に、生まれ変わる意味合いを込め、故郷の五頭連峰に由来する「五頭岳夫」に芸名を変更した。

近年は、ドラマ『地面師たち』『虎に翼』『ガンニバル』、映画『図鑑に載ってない虫』『凶悪』『罪の声』『教誨師』『正体』『最後まで行く』、バラエティ「水曜日のダウンタウン」「罵倒村」など数々の作品に出演。

今後の出演作には、2026年2月20日(金)公開の『夜勤事件』、同年3月20日(金)公開『君が最後に遺した歌』、4月27日(月)から配信のNetflix作品『地獄に堕ちるわよ』などが控えている。

前述した『地面師たち』出演時は76歳。そこで大ブレイクを果たして以降、生涯現役を掲げて“ワンデイ・ワンシーン俳優”として存在感を確立している。

Netflix『地面師たち』で演じたホームレス役でブレイク

五頭岳夫さんの名を一躍知らしめたのが、2024年7月からNetflixで配信されたドラマ『地面師たち』。

不動産詐欺を仕掛ける通称・地面師のグループが100億円の不動産を狙い、地主や大手デベロッパーとの狡猾な駆け引きを繰り広げる物語だ。

スリリングで緊迫感のある内容に加えて、出演者たちのセリフがネットミームとしても話題に。特に有名なのがピエール瀧さん演じる後藤のセリフ「もうええでしょう」だ。

そしてもう一つ、五頭岳夫さん演じるホームレスの島崎(本名は佐々木)のセリフ「ライフへよく行きます。ライフのほうが安いので」も、構文としてネットミーム化した。

五頭岳夫さんの名演が光る不動産詐欺シーンの山場

以降、五頭岳夫さんは出演作でたしかな存在感を発揮。役者として“超遅咲き”ながら大ブレイクを果たして、その後も多くの作品に出演している。

初の著書『生涯現役』では、五頭岳夫さんが医師から下された引退宣告をどのように乗り越え、復活を果たしたのか。その挑戦の哲学が明かされるという。

onda

ポップポータルメディア「KAI-YOU.net」編集長。1985年生まれ。東京工芸大学アニメーション学科卒業後、エンタメのマーケティング・コンサル会社で業界誌やフリーマガジンの編集/記者として従事。2017年からKAI-YOU inc.、2020年1月から現職。アニメや声優といった領域を中心に、取材・編集・執筆を行っている。KAI-YOUフットサル主催。

Netflix『地面師たち』で存在感放った78歳、俳優 五頭岳夫が初の著書刊行

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