2026年2月6日

PCから投稿

鑑賞方法:映画館

ジョージ・ロメロ氏が、群れる、襲う、感染する、また増える、の地獄のテンプレを開発してから早60年近く。ライバルのモンスターたちがレガシーに落ち着く中、ゾンビ様だけは、ただただ人を食い続け、百ダースくらい人類を滅亡させているのだ。おそるべし。
 あまりにも出番が多すぎて最近ではゾンビそのものは恐怖の対象じゃなく、パニックものの設定に収まっているようで、そこが、やや不満だった。28年後のルーツである28日後自体、極限状況に陥った人間ドラマの傑作で、それはそれで良い。が、そろそろ死者たちがもたらした終末世界のその後を見てみたい気がしていたので、28年後の方は世界観を見たい欲求にしっかり答えてくれて満足。ゾンビは絶望をもたらす究極の道具だけど、ゾンビ禍の果てに善悪を越えた新世界が起るかも、というグロい期待があって、ロメロものでも後期はそんな匂いがしていた。
 モチーフが黙示録らしいのは西洋の特権だろうなと思う。東アジア系のゾンビはいまいち突き抜けた形而上感が薄いのは一神教的なバックボーンが不足しているからではないか。あと、BGMに使われている往年のブリテッシュロックの背徳部分がマッチしていて同世代おじさんとしてはシビれる。あとレイフ・ファインズはこの世のものならぬ名優。

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28年後… 白骨の神殿

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