PC用ドライブ「BDレコ BRP-R1」

アイ・オー・データ機器は、テレビの外付けUSB HDDに録画した番組をブルーレイなどに記録できるPC用ドライブ「BDレコ BRP-R1」と「DVDレコ DVRP-R1」を、2月中旬に発売する。価格はオープン。市場想定価格は、BDレコが22,880円前後、DVDレコが10,340円前後。

PC用レコーダー  2月中旬発売
・PC用BDレコーダー「BDレコ BRP-R1」 22,880円前後
・PC用DVDレコーダー「DVDレコ DVRP-R1」 10,340円前後
※ダビングソフト、再生ソフト付属

ドライブをWindowsパソコンに接続し、専用ソフトで操作することで、テレビで録画した番組をブルーレイディスクやDVDにネットワーク経由でダビングできる製品。今年1月に行なわれた同社の新年発表会で参考出展されていたが、今回正式に発売が決定した。

担当者は、「スマートフォンの普及や、動画・音楽配信の拡大に伴い、光ディスクメディアの役割は以前に比べて縮小している。ただ、その一方で“大切な番組を消したくない、ディスクに残したい”という需要が一定数あるのも事実。USB HDD録画の課題解決とAVメーカー各社のBDレコーダー縮小&撤退が続く市場の救済策として提案する商品だ」と説明する。

なお、データ保存用のドライブ2機種も用意する。発売は2月下旬で、価格はオープン。後日Microsoftストアで単品発売されるダビングソフトを購入すれば、上述のBD/DVDレコと同じダビング機能が利用できる。

PC用ライター  2月下旬発売
・PC用BDライター「BRP-W1」 16,280円前後
・PC用DVDライター「DVRP-W1」 5,940円前後
※ダビングソフト、再生ソフト別売

PC用BDライター「BRP-W1」PC用DVDライター「DVRP-W1」テレビの条件は“DTCP-IP対応でアップロードムーブに対応している製品”

BD/DVDレコの最大の特徴が、テレビの外付けHDDに録画した放送番組を、光ディスクにダビングできること。

現在発売されている多くのテレビは、外付けUSB HDDを接続すれば、手軽に放送番組を録画する機能を備える。

しかし、その録画データはテレビと紐づけされてしまうため、「録画したUSB HDDを別のテレビに繋げても再生できない」「テレビが故障すると、(USB HDDが故障していなくても)再生できない」といったUSB HDD録画の課題があった。

また、USB HDDに録画した番組をディスクなどに保存するためには、レコーダーや専用のPCアプリを用意しなければならないなど、方法が限られていた。

BD/DVDレコを用意すれば、「録画機能のあるテレビ+外付けUSB HDD」、「単体チューナー+外付けUSB HDD」で録画した番組のほか、アイ・オー・データの「REC-ON」「RECBOX」内にある番組をメディアにダビングすることができるようになる。

機能概要

BD/DVDレコを使って、USB HDD内の録画番組を保存できるテレビの条件は“DTCP-IP対応でアップロードムーブに対応している製品”。サーバー内の番組を再生するDTCP-IPクライアント/プレーヤー機能や、番組を配信するDTCP-IPサーバー機能を持つだけでは、ダビングはできない。

担当者によれば「レグザや旧型のビエラなど、概ね市場の3割程度のテレビがDTCP-IPのムーブに対応している。ほかにも、ひかりTV、スカパー!、ケーブルテレビなどのDTCP-IPダビング対応チューナーも利用できる」とのこと。

対応機器については、ホームページなどでも案内が行なわれるが、最新のGoogle TV搭載テレビやFire TV搭載テレビ、nasneなどには対応していないという。

番組のダビングには、付属するソフト「BDレコ」(もしくはDVDレコ)を使用。

主な手順は、転送とダビング。転送は、テレビ内の録画番組をダビングする「テレビ操作モード」と、チューナー・レコーダー内の録画番組をダビングする「パソコン操作モード」から選択。ダビングは、非圧縮のまま記録する「画質優先ダビング」、1枚のディスクに再圧縮して記録する「最小枚数ダビング」、ユーザーが4種類の画質モードを選択して記録する「手動設定」から選ぶ仕様になっている。

「編集などの複雑な機能は削り、メニューもシンプルかつワンクリックで選べるように心掛けた。専門知識がなくても、ソフトを簡単に操作して、大切な番組を残すことができる」(担当者)という。

テレビ内の録画番組をダビングする「テレビ操作モード」チューナー・レコーダー内の録画番組をダビングする「パソコン操作モード」

パソコンへの転送が完了すると、ダビング10番組のダビング可能回数は1つ減る。WOWOWなどの有料放送番組はコピーワンスのため、ダビング元のデータはなくなる。なお、ダビングできるのは、地上、BS、CS放送などのハイビジョン番組。4K放送番組はダビングできない。

対応ディスクは、BDレコがBD-R/RE、BDXL、DVD±Rなど。転送からダビング終了までの時間は、番組の時間、ネットワーク環境、PC性能、ディスクの種類などで異なる。

BD-R/REやBDXLディスクもサポート

なおダビングソフト「BDレコ」の単品発売が、Microsoftストアで近日発売される予定。価格は未定。「新製品のドライブだけでなく、これまで発売したアイ・オー・データ機器製のBD/DVDドライブで動作できるようにする」とのこと。

ダビングしたBD/DVDは、BDプレーヤーやBDレコーダー、PS5などのBD再生機能を持つゲーム機などで再生可能。付属の「BDミレル」を使えば、パソコンでも再生できる。

ドライブはバスパワー駆動。背面はUSB-C端子のみ

録画番組のダビング機能以外にも、付属ソフト「B’s Recorder20」を使えば、BD/DVDなどへのデータ書き込み、動画データを収録したBD/DVDビデオの作成、音楽CDの作成、CDリッピングも行なえる。

ドライブはUSB-Cコネクターを搭載し、バスパワーで駆動。外形寸法は約133×146×12mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約210g。約50cmのUSBケーブルと、USB-C/A変換アダプタ―、ゴム脚を付属する。

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