2026年2月1日

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鑑賞方法:映画館

AIが裁判を行い刑の執行もしてしまうという近未来を描いたSF映画。検察と裁判官をAIがやるのはいいが、弁護するのが本人だけというところにファンタジーさを感じる。しかも90分以内という設定が映画的な制約なんだろうなとも。あまりにも短いもの。
序盤のAI裁判官マドックスが語る証拠の数々は、絶望的だな思わせるのに十分な役割を果たしていた。さぁ、ここからどう覆すんだ?と。最初は裁判で閲覧できる証拠の扱い方に戸惑っていたクリスも徐々に慣れていく流れがいい。クリスがいろいろと確認したり要求する中、マドックスがちょっぴりバグを起こしそうになったり、クリスの反証のやり方にアドバイスしたり、人間とAIの知恵比べみたいなシーンもなかなか示唆に富んでいる。容疑者自身が反証するというシステムなので意外と地味な画になるかと思っていたが、AIがかなり進んだ世界になっていたので現場を立体的に再現したりすることで画的にも飽きない作りになっていた。
最後は裁判の枠を超えてしまい、普通のアクション映画っぽくなってしまったが、それも仕方ないのかもしれない。裁判だけでは地味という判断なのだろう。これを観て思うのは、やはり冤罪を生み出すのは人間ということ。だから再審なしの90分という制限時間の裁判には問題があるってことだ。でも、これが創作物だけにとどまらない現実になる可能性も否定できないところが面白いし怖いところ。今後もAIを扱ったこんな作品に期待している。

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MERCY マーシー AI裁判

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