2026年1月30日、映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケ―の魔女』公開をもって、エンディングテーマがガンズ・アンド・ローゼズの 「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」であることが明かされました。オープニングテーマはSZAの「Snooze」。双方ともアメリカを拠点とするアーティストの楽曲、いわゆる洋楽です。これらの起用は海外展開の一環でしょう。近年、積極的に海外展開を続けるガンダムシリーズですが、その傾向と狙いについて、50周年も視野に入れて考察していきたいと思います。
ココがポイント
初代『ガンダム』セリフ改変、歴史的事件での放送中止…不遇だったアメリカ進出出典:マグミクス 2024/7/17(水)
『ガンダム』の最大の課題は『北米・欧州での認知不足』出典:GAME Watch 2026/1/21(水)
『GUNDAM』の制作はLegendary Pictures(中略)で、全世界劇場公開予定出典:GUNDAM Official Website 2025/2/5(水)
エキスパートの補足・見解
過去苦戦しながらも、現在ではNetflixなど映像配信サービスを通じて多くの作品が世界各国に配信されているガンダムシリーズですが、地域別に見ると中国・韓国などのアジア圏に比べると、アメリカ・ヨーロッパといった欧米圏はまだ弱いそうです。今回の洋楽の主題歌起用は、まさにその対策でしょうが、引いてはこの後に待つ欧米での人気の起爆剤への布石と取る事もできます。
その起爆剤とは、かねてより企画が進行しているハリウッド実写版『機動戦士ガンダム』です。国際的に日本アニメの人気は上がっていますが、漫画の『アイアンマン』が実写でブレイクしたように一般層への影響はまだまだ実写の方が高いのです。
ある取材で小形尚弘プロデューサーは、ハリウッド実写版が公開されて初めてガンダムを知る人が世界中に出た時「手軽に過去作品を観ることができたり、ガンプラを買えるような環境を整備する必要があります」と言っていましたが、その環境は整いつつあります。
2029年『機動戦士ガンダム』は50周年を迎えますが、もしかしたらその時ハリウッド実写版『機動戦士ガンダム』と映画『閃光のハサウェイ』第3章が世界中で公開といった夢の光景が実現するかもしれません。
