ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.01.30 15:56

女優のシム・ウンギョンと、在日韓国人3世の李相日監督が、揃って日本の「キネマ旬報ベストテン」受賞者に選ばれた。シム・ウンギョンは韓国人俳優として初めて主演女優賞を、李監督は2度目となる監督賞のトロフィーを手にする。

30日、日本のキネマ旬報は、映画『旅と日々』で主人公「李」を演じたシム・ウンギョンを、第99回キネマ旬報ベストテンの個人賞部門の一つである主演女優賞の受賞者に選定したと発表した。キネマ旬報は1919年に創刊された日本の映画専門誌で、毎年年初に前年度の最高の映画10本を選出する「ベストテン」を発表し、俳優賞や監督賞などの個人賞を授与している。日本アカデミー賞やブルーリボン賞などと並び、権威ある映画賞に挙げられる。今年の授賞式は来月19日に開催される。

三宅唱監督が演出した『旅と日々』は、作品賞に該当する日本映画ベストテンの第1位にも選ばれた。昨年、スイスのロカルノ国際映画祭・国際コンペティション部門でグランプリの金豹賞を獲得した同作は、スランプに陥った韓国出身のシナリオライター「李」が、雪深い小さな町を訪れることで起こる物語を描いている。

李相日監督は、2011年に映画『悪人』で第84回キネマ旬報監督賞を受賞して以来、15年ぶりに2度目のトロフィーを受け取る。受賞作『国宝』は、極道の家に生まれながら日本の伝統芸能・歌舞伎の世界に入り、国宝級の役者へと成長していく人物の一生を扱った映画だ。昨年、日本で旋風を巻き起こし、2003年の『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』が打ち立てた日本実写映画の歴代最高興行収入記録を22年ぶりに塗り替えた。

在日韓国人の監督としてキネマ旬報監督賞を2回受賞したのは、崔洋一監督に続いて李監督が2人目となる。2022年にこの世を去った崔監督は、1994年『月はどっちに出ている』、2005年『血と骨』で2度の監督賞を受賞している。

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