「お仕事と向き合うなかで、以前はちょっと根をつめすぎてしまい、しんどくなってしまう時期もあって……。そこから、仕事ともうまくつき合いつつ、すこやかなマインドでいられる暮らしを心がけるようになりました」
そう話すのは、数々のドラマや映画、舞台で活躍中の松本穂香さん。自身がいま、もっともおだやかでいられるのは、家でのんびり過ごす時間だという。
●情報は、FRaU2025年11月号発売時点のものです。
舞台の稽古場で出合った、ほかのことを考える余地のない「謎解き」が最高のリフレッシュ!
「以前は家でダラダラしていると、何かやらなきゃと焦燥感に駆られていたのですが、最近は好きなようにダラッとする日があっても、『まあ、いっか』と思えるようになって、他人にもやさしくなった気がします。昔は『自分はがんばっているのに』という思いが強くて、他人に厳しい目を向けてしまっていましたが、いまは『いろんな人がいるんだ』と柔軟に考えられるようになりました」

大好きなおうち時間で夢中になっていることが“謎解き”だという。
「4年ほど前に出演した舞台の稽古場で、水平思考クイズ(回答者が出題者に『はい』『いいえ』『関係ない』で答えられる質問をして正答を導くクイズ)をみんなでよくやっていたんです。それをキッカケに、いろんな謎解きの本を買っては没頭しています。ときには謎解きのイベントに参加することもあります。気分転換には最適です!」
松本さん私物の謎解き本たち。「クロスワード形式から推理小説のような謎解きまで、難易度もまったく違い、やり始めたら止まりません!」
時間を忘れて没頭すると、ウェルビーイングでいられるといわれている。
「(お笑いコンビ)オードリーの若林正恭さんが著書で『ネガティブを潰すのはポジティブではない。没頭だ』と書かれていました。私はいろんなことをグルグル考えてしまうたちで、リフレッシュのためにマッサージを受けていても、ふと仕事のことを考えてしまっている。でも、謎解きは思考のすべてを謎を解くことに奪われるので、ほかのことを考える余地がないんです。達成感が得られて、頭を働かせている分、罪悪感も生まれにくい。ただスマホをいじっているよりはいいのかなと思っています」
