市職員とのラブホテル面会問題で辞任に追い込まれていた小川晶氏が出直し選挙で当選、前橋市長に返り咲きを果たした。

芸能人が不倫が起こした際には、一般的に活動休止に追い込まれる。企業の場合は不倫で経営者が失職するとは限らないが、部下との不倫は厳しく対処されるようになっている。日本でもスノーピーク社長、ウエルシアHD社長が辞任に追い込まれているが、海外企業ではさらに厳しい傾向がある。

小川氏は一時的に失職はしたが、活動休止する間もなく再選。国民民主の玉木氏など、不倫しても活動を継続している政治家は少なくない。

ココがポイント

前橋市長に小川氏再選 ホテル問題、辞職出直し出典:共同通信 2026/1/12(月)

前橋市長選返り咲きの小川氏、万歳せず…「軽率な行動で日本中騒がせてしまった」出典:読売新聞オンライン 2026/1/12(月)

【ヤフコメで話題】「前橋市長選とマスコミ報道のあり方」「市民の民意と報道のギャップ」 – 小川氏再選を巡る意見出典:Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE 2026/1/13(火)

前橋市長選で小川氏再選確実 伊東・田久保氏との明暗を分けた「判官贔屓」と「実績」 #エキスパートトピ出典:大濱崎卓真 2026/1/12(月)

エキスパートの補足・見解

芸能人以上に、政治家には高い倫理意識が求められそうなものだが、現実の政治家は、不倫以外にも、暴言、差別発言、パワハラ・セクハラなど、様々な問題を起こしている。それらの行動によって辞任に追い込まれることもあれば、そうでないこともあるし、失職しても再選されれば問題なく業務を継続することができる。

「不倫はプライベートな問題だから、仕事とは無関係だ」という意見もあるが、現実はそうもいかない。

小川氏の場合は、不倫行為は否定しているが、仕事上の部下との間で生じた問題であり、相手の男性は市職員を退職に追い込まれている。

芸能人は、ファンだけでなく一般視聴者やスポンサー企業の意向も重要だ。

経営者も、一般消費者、取引先、従業員などの様々なステークホルダー(利害関係者)への説明責任が求められる。

一方、良くも悪くも政治家は、究極的には「有権者の意向が全て」と言って良い。

有権者にしてみれば「倫理意識は高いが、政治能力は低い」人よりも、「倫理意識には欠けるが、能力が高く、実績上げてくれる」人の方を選ぶことに不思議はない。

コンプライアンスやモラルは重要だが、それだけでは世の中は良くならない――というのも社会の現実ではあるだろう。

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