日本赤十字社主催の第10回「赤十字・いのちと献血俳句コンテスト」の表彰式が12月5日、東京・芝大門の日赤本社で開催された。
いのちの尊さ、愛、助け合いなどをテーマに、全国から応募された約20万句の中から、文部科学大臣賞、厚生労働大臣賞、日本赤十字社社長賞などが選ばれ、 表彰が行われた。コンテストの審査員長は、俳人の黛まどかさんが務め、石川県の高校1年生・二枝紗莉惟さんが詠んだ「靴紐を結び直して入学す」が文部科学 大臣賞に選ばれた。
また、ゲスト審査員として、女優の南沢奈央さんが登壇し、「どの句もみなさんのいろいろな情景が浮かんで、感動しました。このコンテストは、俳句を通して家族や友達を見つめ直すきっかけになる素晴らしい機会」と語った。