本書の内容

1995年に太陽系外惑星(太陽以外の恒星を周回する惑星)が見つかって以来、これまでに5000個以上の惑星が発見されている。惑星は、我々の天の川銀河だけでも数千億個が存在すると言われている。その中には、地球によく似た環境の惑星もあることだろう。そのような惑星には生命が存在し、それらが文明を持っていれば我々とのコミュニケーションも可能なのではないだろうか。

本書は、この古くからの疑問に、第一線の生物学者と宇宙物理学者が最新の科学的データを携えてアプローチした書。多数の大判写真やイラストを使って、宇宙と生命の誕生の歴史をわかりやすく説明している。
筆者らはまず「生命とは何か」について議論し、宇宙で生命が生まれるために必要な条件を詳しく考察する。そして無機質な惑星での生命誕生がいかに困難な現象であるかを示す。しかし近年、海底の熱水噴出孔など「極限環境」で生きる生命の研究が進むに連れ、地球以外の惑星での生命誕生に対する期待が高まっている。果たしてこの広大な宇宙には、地球のように生命であふれた惑星が存在するのだろうか。
後半では、果てしない宇宙に向けて電波信号を発信し、宇宙にいる知的生命体からの応答を調べる研究などについても詳しく解説している。

目次

01 宇宙の誕生から太陽系の形成まで
02 地球上の生命─その起源と現在
03 太陽系内の生命
04 系外惑星
05 地球外生命との交信
参考文献、参考画像、用語集
著者について、謝辞、図版クレジット

本書のサンプル

ビジュアル 宇宙と生命誕生の物語 サンプル画像①

ビジュアル 宇宙と生命誕生の物語 サンプル画像②

ビジュアル 宇宙と生命誕生の物語 サンプル画像③

ビジュアル 宇宙と生命誕生の物語 サンプル画像④

ビジュアル 宇宙と生命誕生の物語 サンプル画像⑤

ビジュアル 宇宙と生命誕生の物語 サンプル画像⑥

ビジュアル 宇宙と生命誕生の物語 サンプル画像⑦

ビジュアル 宇宙と生命誕生の物語 サンプル画像⑧

著者紹介

ベロニク・ブレショ 著
マルセイユにある地中海微生物研究所の生体エネルギー学・タンパク質工学研究所のCNRS研究ディレクター。数々の権威ある学術賞を受賞。ポピュラーな科学雑誌に定期的に寄稿している。

ミシェル・マルセラン 著
マルセイユ天体物理学研究所のCNRS名誉研究ディレクターで、マルセイユ科学文学芸術アカデミー会員。銀河の回転の専門家であり、専門誌に100本の論文を寄稿している。

野村真依子 訳
フランス語・英語翻訳者。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。訳書に『裸のネアンデルタール人』(柏書房)、『こころを旅する数学』(晶文社)、『問題解決のための名画読解』(早川書房)などがある。

井龍康文 日本語版監修
東北大学変動海洋エコシステム高等研究所(WPI-AIMEC)教授。専門は地質学・古生物学。北西太平洋の島々を
フィールドとし、サンゴ礁の形成史およびサンゴ礁生態系と地球環境変動の関係の解明に取り組んでいる。

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