映画『ストレイト・ストーリー 4Kリマスター版』
©1999 –STUDIOCANAL / PICTURE FACTORY –Tous Droits Réservés

デヴィッド・リンチ監督“唯一無二の感動作”として知られる映画『ストレイト・ストーリー』が、監督没後1年となる2026年1月9日(金)、待望の4Kリマスター版としてスクリーンに甦る。劇場公開に合わせて場面写真と、製作・脚本・編集を務めたメアリー・スウィーニーからメッセージが寄せられた。(文・編集部)

名作映画が4Kリマスターが甦る!

 偉大なるカルト作家デヴィッド・リンチが、愛すること、許すことをシンプルに描いた映画『ストレイト・ストーリー 4Kリマスター版』の全国ロードショーが決定した。

 本作の26年ぶりの日本公開に際し、公私ともにデヴィッド・リンチ監督のパートーナーであった、製作・ 脚本・編集を担当したメアリー・スウィーニーからメッセージが到着。

「今の時代にとても重要な意味を持つ映画だと思います。この映画の制作時は、今ほどスマートフォンやインターネットが世の中になかった時代ですが、その誕生が人間の一番よい部分を引き出したとは私は思えません。この映画をみてゆっくりとしてください。人生はもっとシンプルで、ゆったりとしたものであっていいのです。そして、特に若いクリエイターに伝えたいことは、AIに頼らず創造性を大切にしてほしい、ということです」と語った。

 公開された場面写真は、アルヴィンがトラクターで兄の元に向かう途中、火をおこしてしばしの休息をとっているシーンや、アルヴィンの娘のローズが、自宅の庭で鳥の巣箱を自らペイントしている様子、旅の途中で出会った老人に、互いに同じ時代を経験した者同士だけが分かり合える自身の過去を語るアルヴィンの姿が写し出される。

【作品概要】
監督:デヴィッド・リンチ
製作:アラン・サルド、メアリー・スウィーニー、ニール・エデルスタイン
脚本:ジョン・ローチ、メアリー・スウィーニー
撮影:フレディ・フランシス
音楽:アンジェロ・バダラメンティ
出演:リチャード・ファーンズワース シシー・スペイセク ハリー・ディーン・スタントン
(1999年/アメリカ/カラー/111分/スコープサイズ/原題:The Straight Story/G)
配給:鈴正、weber CINEMA CLUB 字幕翻訳:関美冬
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【了】

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