
欧州委員会の公式ページより
CSRD、CSDDD、DPP。これらが何の略称かスラスラ答えられる方はこのレターの先を読む必要はございません。日々の業務、お疲れ様です!これらはいずれも欧州のサステナ規制に関連する用語です。私自身、度々記事で扱いながら、名称が似ていてややこしい上に各規制の「適用時期」がバラバラで混乱します。同じ年に採択されても、義務が始まるのは数年後というケースが多いから「今、どうなっているの?」がわかりにくい。とは言え、欧州のサステナ規制はファッション産業のあり方を大きく変えています。素材調達、製品設計、マーケティング、企業統治に至るまで、ビジネス全体に再構築が迫られているからです。
そこで、まず押さえるべき12語をピックアップし、企業(開示)/サプライチェーン(行動)/製品(設計・透明性)の3分野に整理しました。デジタル時代ではありますが、この一覧はプリントアウトしてデスクに貼っておき、アップデートするたび赤字を入れると便利かと思います。日々の判断や社内共有の参考にお使いください。(情報は2025年12月時点)
企業は何を情報開示するべきか?
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