パフォーマンスするジュニアのメンバー(撮影・大城 有生希)
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 STARTO ENTERTAINMENTに所属するジュニアによるショーが9日、東京グローブ座で開幕した。28日まで26公演を行い、約1万8000人を動員する。

 フレッシュさ全開の公演となった。12~20歳のジュニアの新星27人が、少年隊から昨年デビューしたAぇ!groupまで先輩の曲など26曲を歌やダンス、時には殺陣や中国武術を交えて披露した。「少年隊」コーナーでは、阿達慶(20)、千井野空翔(18)、渡邉大我(17)が「仮面舞踏会」を当時の衣装を着て歌唱。阿達は「軽い素材なのに歴史が詰まっていて重い」、千井野は「少年隊さんの名に恥じぬように、おのおのが頑張っています」と話した。

 SUPER EIGHTの大倉忠義(40)が社長を務める「J―Pop Legacy」が初めて企画・プロデュース。大倉は「今のジュニアの子は凄く達者」とパフォーマンスに太鼓判。「自分たちも(事務所に)入ったときに少年隊さんのダンスや舞台を凄く勉強した。そこから始まるストーリーができないかと皆に頑張ってもらった」とSTARTO社イズムを継承する狙いを話した。阿達は「この事務所らしさ、未来を感じていただき、伝統をしっかり受け継いで全員で駆け抜けていきたい」。ジュニアの誇りを胸にステージの上で輝く。(糸賀 日向子)

 ○…timeleszの新メンバーオーディション「timelesz project」の最年少ファイナリスト、浅井乃我(のあ、18)がジュニアに加入し、公演にも出演している。タイプロ終了後に事務所から打診し、今年10月に入所。大倉は「彼に会いに行ったときに“ジュニアで一から頑張りたい”という思いを聞いた。その気持ちに(対して)力になれることがあればと、今回から参加してもらいました」と経緯を説明した。

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