『オールド・ボーイ』でカンヌ国際映画祭グランプリ、『別れる決心』で同映画祭監督賞を受賞するなど、世界の観客を魅了してきた巨匠パク・チャヌク監督。その最新作『NO OTHER CHOICE(英題)』が『しあわせな選択』の邦題で2026年3月6日(金)より日本公開される。

現代社会に生きる誰もが直面し得る“突然の解雇”という現実を独自の視点で描き出し、人間ドラマ、スリラー、パク・チャヌク作品としては異例の弾けるユーモアが交錯し、映画のあらゆるジャンルが鮮やかに響き合う本作では『JSA』でタッグを組んだイ・ビョンホンを21年ぶりに主演に据え、「愛の不時着」のソン・イェジンをはじめ、豪華キャストが揃った。
本作は、ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門出品、トロント国際映画祭国際観客賞受賞、ほかにも釜山国際映画祭ほか数々の世界的な映画祭で高く評価され、北米では『パラサイト 半地下の家族』と同じNEONが配給を担当というのも、高いクオリティを証明している。


そして、先ごろ発表された第83回ゴールデングローブ賞では、ミュージカル・コメディ部門の作品賞、主演男優賞(イ・ビョンホン)、さらに非英語作品賞の3部門でノミネートを果たした。パク・チャヌク監督の作品賞でのノミネートは初、非英語作品賞でのノミネートは『別れる決心』以来2度目となる。またイ・ビョンホンの主演男優賞ノミネートも今回が初となっている。
映画『しあわせな選択』は、2026年3月6日(金)より全国公開。
作品情報

映画『しあわせな選択』
製紙会社に勤めるごく普通のサラリーマン:マンスは、妻と2人の子ども、2匹の犬と共に幸せな日々を送っていた。25年勤めた会社から突然解雇されるまでは。1年以上におよぶ就職活動は難航し、愛着ある自宅を失う状況に陥った時、追い詰められたマンスは成長著しい製紙会社に飛び込みで履歴書を差し出すが、無下に扱われてしまう。しかし「自分こそが最もふさわしい人材」と確信するマンスは、ある決断を下す。
監督:パク・チャヌク
出演:イ・ビョンホン、ソン・イェジン、パク・ヒスン、イ・ソンミン、ヨム・ヘラン、チャ・スンウォン
配給:キノフィルムズ
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2026年3月6日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
