12月8日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比90.07円高の5万581.94円で取引を終えた。前週末の米国市場高を背景に朝方から買いが先行し、一時は上げ幅180円超に達する場面もあった。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業97銘柄のうち、上昇は55銘柄(57%)、下落は33銘柄(34%)、変わらずは9銘柄(9%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。

その中で、KLab<3656>が急騰し、年初来高値を更新した。KLabは、前週末12月5日にUAEの投資会社であるUCIなどを割当先とした資金調達を発表しており、中東マネーの流入という点が市場から高い関心を集める形となったようだ。

また、第1四半期決算で営業利益が前年同期比20.5%増となるなど利益率の改善が進んでいることが市場に評価されたエイチームHD<3662>が反発した。

ほか、テーマパーク「サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド」のリゾート化に向けた基本構想を発表したサンリオ<8136>が買われ、SMBC日興証券が投資判断「1」を継続し、目標株価を2万円から2万8000円に引き上げたコナミグループ<9766>は反発した。

半面、NJHD<9421>の下げがきつく、ボルテージ<3639>やシリコンスタジオ<3907>などが売られた。

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