アリ・アスター監督の最新作『エディントンへようこそ』が12月12日(金)に公開される。このたび、本作とファッションブランド「weber」のコラボアイテムの発売が決定。さらに、ドーバーストリートマーケットギンザにて、ポップアップが行われることが発表された。
【写真を見る】小さな町の一触即発の“大炎上”をグラフィックで表現[c]2025 Joe Cross For Mayor Rights LLC. All Rights Reserved.
ホアキン・フェニックスを主演に、ペドロ・パスカル、エマ・ストーン、オースティン・バトラーら豪華キャストが集結が集結する本作。『ヘレディタリー/継承』(18)、『ミッドサマー』(19)、『ボーはおそれている』(23)に続きA24製作で贈るアリ・アスター監督の最新作となる。エディントンの町と住人が誰も予想できない破滅の淵へと突き進んでいく様を描きだす。
ヴィンテージTシャツを中心に展開するweberが手がけた今回のコラボレーションTシャツは、フェニックス、パスカルが演じる保安官と市長の対立する緊張感ある象徴的なシーンをフロントに配置し、小さな町が一触即発の“大炎上”と化していく物語をグラフィックで表現。あえてモノクロにすることで、暴力と信念、正義と悪の境界が曖昧になっていく作品のテーマを強調した。キャスト名とタイトルロゴ、A24のクレジットを載せた、作品の空気をそのまま纏える仕上がりとなっている。
アリ・アスター監督の『ミッドサマー』、weberのコラボレーションアイテムも同時に発売決定[c]2025 Joe Cross For Mayor Rights LLC. All Rights Reserved.
また、今回はアスター監督の『ミッドサマー』、weberのコラボレーションアイテムも同時に発売。フロントには、白夜の太陽と儀式を想起させる”ルーン文字”をシンボリックに配置し、異教的な祝祭の不穏さをグラフィックで表現している。バックには花冠をつけた少女たちのダンスシーンとタイトルロゴをレイアウトし、まぶしい光の中で進行するカルト儀式という映画の物語世界を表現。weber初となるフロント、バック、両袖と全箇所プリントで映画の明るく牧歌的な描写と、カルト信仰の不穏な雰囲気という映画の持つ二面性を演出した。ボディは、1990年代の雰囲気を意識して、あえて「在りもの」ボディを採用。ウォッシュ加工タンブラー乾燥を施すことで、はじめから抜け感のある雰囲気に仕上がっている。
さらに、「Beautiful Chaos(美しき混沌)」をテーマに、コムデギャルソンの川久保玲がディレクションを手がけ、コムデギャルソンの全ブランドに加え、世界のメゾンブランドからストリートブランドまで独自の目線でセレクトされたアイテムが並ぶ「Dover Street Market Ginza」において開催されるポップアップでは、A24オリジナルグッズや、アートブック専門のディストリビューター「twelvebooks」が扱うアスター監督のサイン入りスクリーンプレイ・ブックをメインに、A24BOOKSが展開されることも決定した。
Dover Street Market Ginzaでのポップアップは12月12日(金)からの販売となる。また、weber ONLINEでは12月13日(土)12時から発売。ぜひこの機会に作品の限定グッズを手に入れてほしい。
文/鈴木レイヤ
