【最速レビュー“ネタバレ無し”まとめ決定版】
映画.comが“絶対に見る”と宣言した「ズートピア2」。
最速上映鑑賞はどうだった?「全員見て!!」「ご褒美み
たいな映画」「メロすぎる」「これは“最高の続編”」画像1

ついに、

ついにっ、

ついにっ、

「ズートピア2」が日本公開!!!!!!!!

世界では一足早く封切られており「ディズニー・アニメーション映画史上最高の世界オープニング記録」「全世界でこれまでに公開されたアニメーション映画で史上No.1オープニング記録」という偉業を次々に達成!!

しかも辛口レビューサイト「Rotten Tomatoes」では観客&批評家の両方から“超高評価”って、こんなの期待が上がるに決まってるじゃないですか!

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「今年の冬、『ズートピア2』を絶対に映画館で見る!」と宣言していた映画.com。12月5日の全国公開を前に“見たい”があまりに高まったので、“ズートピアLOVER”さんとともに行ってきました、12月4日開催の“日本最速上映”に!

結論!

でした。何がそんなに良かったのかって? ここから語ります、語っていきます!

これさえ読んでおけばOKの“最速レビュー決定版”始めます!(ネタバレなしなので安心して!)

>>ちょっと待って、前作「ズートピア」は見ました? 未見の人は“もったいない”ので、心の底からオススメな9の理由をチェックして!!!!

【「ズートピア2」予告編】ズートピア最大の謎に巻き込まれる

<あらすじ>
物語の始まりは、前作「ズートピア」から1週間後。今度は“警察官として”バディを組むことになったニックとジュディは、ズートピアにはいないはずの“ヘビ”を目撃し、捜査を行うことになった。

手がかりを追い、たどり着いたのはズートピア100周年を祝う式典。そこで起きた大事件に巻き込まれ、ジュディとニックが“指名手配犯”に!? やがてヘビのゲイリーと遭遇し、ズートピアに隠された巨大な陰謀や謎に迫っていく中で、2人の絆が試されていく。

【最速鑑賞レビュー①】ジュディも、ニックも、新キャ
ラたちも―思わず全員“ハグ”したくなっちゃう大傑作画像3

最初のレビューは、ディズニーファンであり「ズートピア」大好きコラムニスト・ANAIS(アナイス)さん。鑑賞直後は「情緒がおかしくなりそうでした」と語るなど、“あまりにも良すぎた”ポイントばかりだったようですが……どこがどうよかったの!?

●筆者

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●ハラハラして、笑って、泣いて、すごくエモーショナル! 出来上がりすぎだよ、この映画!!画像5

あまりにも良すぎて鑑賞中に頭を抱えたくなる映画は、1年でも数えるほどしかありません。そして「ズートピア2」は、まさに1本であると同時に、確実に「ズートピア」好きを狂わせる映画です。

もう笑ったり悶えたりハラハラしたり泣いたり、大変忙しかったです。

好きすぎて途中ちょっとおかしくなっていた自覚があります。

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あれだけ良かった第1作目を、感情面で超えていく続編を、どうやって作ることができたのでしょう。ディズニーのクリエイターの爪の垢はどこに行ったら煎じて飲むことができるのでしょうか。

上映中、劇場内でいつ、誰かが「ウッ」と胸を押さえて倒れ込むんじゃないか、ヒヤヒヤしていました。本作はそんなスリル(?)と、アクション、感動、社会への深いメッセージ、全てが詰まった「どうしようもなく良い映画」です。

●【メロすぎ注意】ニックとジュディが試される絆……こういう話、大好きです!!画像7

何はともかく、ニックと!! ジュディ!!この2人の話をしなければ何も始まりません。

「ズートピア2」はなんと前作の出来事からわずか1週間後の物語。つまり、彼らはバディとしてまだ“新米”。だからこそのフレッシュさもありつつ、価値観や大切にしているもののズレに気づき始め、“歪(ひずみ)”が生まれるタイミングでもあります。

前作であれだけ距離が縮まったのに「私たち、意外と違うのかな?」という不安を抱えるジュディ。一方、ずっとメロすぎるニック。電話越しでサラッと「もう声聞きたくなった?」とか聞いてきたり、命知らず怖いもの知らずのジュディを心配したり……。

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そんな2人の“関係性”や“絆”の行方が、物語の核となっています。クライマックスには、彼らがとっても重要な対話をするシーンがあります(ここ本当に大好き!!)

2人の気持ちが丁寧に描かれ、嬉しいことも悲しいことも積み上げられてきたからこそのエモーショナル。感動するにもほどがあって、自然に涙が溢れ出るほど胸に訴えてきて……情緒がおかしくなるクライマックス、絶対に観に行ってください!

●【さらにメロすぎ注意】ゲイリーとパウバート!! ダメですよこんな魅力的なキャラを出しちゃ…

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そんなニックとジュディの“試される絆”だけでも感情が忙しいのに、そこに関わってくる新キャラクター! ヘビのゲイリーとオオヤマネコのパウバート!!

ダメですって、こんなに“属性”盛り盛りの魅力的なキャラを出してきちゃ!!

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この2人もメロすぎるから本当に困るんです。

特にパウバートは吹き替えキャスト・山田涼介の演技力の高さも相まって、“御曹司だけど一族の除け者で、イケメンなのに自信がなく挙動不審”という、属性に属性を重ねた恐ろしいキャラクター。

下野紘が吹き替えを務めるゲイリーも……ネタバレになるので慎重に語らないといけない重要キャラであると同時に! 無自覚なメロさがあって! 非常に魅力的で、徐々に愛おしい存在になっていくと思います。そしてとにかく、彼らだけでなく、もう登場キャラクターみんなを“ハグ”してあげたくなるはず!

●なぜズートピアに爬虫類はいなかったのか──、前作よりレベルアップしたミステリー要素にも注目画像11

さて、そんなゲイリーが、本作を最も強く牽引していくのが面白いところ!

1作目「ズートピア」を観たみなさん、お気づきですか? 私たちは爬虫類の姿をまったく見かけていません。

それはなぜでしょうか? 「ズートピア2」では、100年前、ある事件をきっかけにズートピアを追放され、爬虫類全体が忌み嫌われた存在となったことが徐々に、徐々に明らかに!

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このパズルが組み上がっていくような展開がとっても面白いんです!ヘビ(=ゲイリー)はなぜ100年ぶりに現れたのか? ゲイリーが巻き起こす騒動と目的が、“ズートピアはどうやって誕生したのか”という謎に発展し、さらには大どんでん返しに繋がっていくのです。

前作超えのスケールのミステリーの吸引力も凄まじく、もういろんなものが掛け合わさった――

大傑作でした!

【レビュー②】“一緒に見た人たち”はどう思った?
「2025年頑張った“ご褒美”映画」「前作超え!」「全員見て!!」画像13

最速上映や公開初日に鑑賞した、観客の皆さんの感想は? ここで一挙にまとめます!

まずはジュディとニックの“絆”について!

「ニクジュディがお互いの愛を語り合ってるシーンがとっても愛おしくて涙でた」

「致死量のニクジュディを感じられる最高の映画だった」

「ズートピアのこと、ニックとジュディのこと、だいすきでよかった」

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続いて、ストーリー&世界観にどっぷりと浸かった人も!

「前作を超えた面白さかも!?大人には人間社会に通じるテーマが深く、キッズはストーリーだけで楽しめる」

「ズートピアの世界ってこんなに広かったんだね」

「前作からの登場キャラもそれぞれ見せ場あって、仲間同士の絆が増してるのが良くわかるストーリーで感動」

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さらに“とにかく大興奮”の感想も!

「2025年頑張ったご褒美すぎたなー!」

「もう言葉に出来ないんだけどこれだけは言わせて、ほんっっっとに全員見て!!」

「前作大好きで超期待値高かったけど、それを軽々超えられました…」

そして、この感想に何度も頷いちゃいました!

「待ち望んだ最高の続編」

【最速鑑賞レビュー③】こんな「続編」が観たかった!
何度も何度も見返したくなる“大切な1本”に決定です画像16

最後に映画.com編集部のレビューで締めましょう! 語ってもらうのは、前作「ズートピア」が“生涯ベスト”の1本にランクインしている編集部メンバー。ハードルをあげにあげまくって鑑賞に臨んだ結果は?

●筆者

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●鑑賞後の第一声は「ありがとう」でした 続編を9年待った私の、期待を大きく上回る「最高か」 あの“ズートピアの世界”に飛び込む幸せを何度も噛み締めた――画像18

2016年、映画館で「ズートピア」を鑑賞して「あぁ、もう最高かよ」となった人間が、そこから9年越しの続編である「ズートピア2」に触れるとどうなると思います? 最初に発した言葉は――

ありがとう。

“感謝”を捧げたくなってしまうんです!!!!

というのも“「2」だからこそ、それが見たかった”が、この映画には詰まっています。

たとえば、動物たちが人間のように暮らす“夢の都市”には新テクノロジー&現実世界の爆笑パロディが前作以上にてんこ盛りで、しかも半水生動物や爬虫類が息づく“新しい居住地域”は端々まで観察したくなる作り込み。世界観の維持と拡張のバランス感覚がすごくて、全然“飽きない”んです。

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で、それだけじゃない“進化”もすごかった! たとえば今回はアクション描写のハチャメチャっぷりがとにかくすんごい。「ワイスピ」ばりのカーチェイスに続いて、雪原&水上&砂漠での逃走劇、しかも崩壊寸前の建物から……(絶句)。

そんな危機的シチュエーションに、ジュディとニックの感情の揺らぎもかけ合わせていくことで、“バディドラマ”として深度も極まっていきます。

さらに! 動物たちの“もふもふ感”のリアルさが、前作から9年を経た技術の発展で増しているのも◎。スクリーンに手を伸ばしたくなったかって? はい、何度“あちらの世界”に飛び込みたいと思ったことか――。

●ジュディとニックが“最強のバディ”になることで気づかせてくれる“自分らしさ”と“相手らしさ” 個人的には“リピート鑑賞”は確定→あなたはどうする?画像20

で“もふもふ可愛い”だけで終わらないのが「ズートピア」の素晴らしいところですよね!

前作でフォーカスした「肉食動物と草食動物」の関係性から端を発した“差別”や“偏見”といった問題提起は、別種の「爬虫類」という存在によって、複雑さが増しています。

姿かたち、生活スタイルも異なる者と“思い”を分かち合うことはできるのか――。

“いまの時代”にも通じる重要な問いかけが“あなた”にも投げかけられ、そこに“光”を見出している点にも、心底感銘を受けちゃいました。

“自分らしさ”って、とっても大事なものですよね。

でも、それと同様に相手の“相手らしさ”というものも、愛おしくて、尊ぶべきものなんです。

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この映画は、ジュディとニックが“最強のバディ”になる過程で、その事実を気づかせてくれます。

笑って、泣いて、ハラハラして、時にはキュッと胸が締め付けられて。あらゆる感情をいったりきたりしながら、見る人の“成長”を促してくれる作品になっていて、僕にとっては“何度もリピートする”大切で愛おしい映画になりました。

まだ鑑賞を迷っているのなら、言えることはたったひとつ。

絶対に映画館へ――。

鑑賞後、きっと“得るもの”があるはずです。

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