とどまることを知らない、韓国ドラマブーム。当記事は、ライター・小澤サチエが、韓国俳優やドラマの魅力を語ります。
『梨泰院クラス』『キム秘書はいったい、なぜ?』で韓ドラブームを牽引してきたパク・ソジュンの新ドラマがいよいよスタートします。12月7日からPrime Videoで独占配信される韓国ドラマ『明日はきっと』。
久々にパク・ソジュンのロマンス作品が見られるというのも嬉しいですし、ヒロインを演じるのが『イカゲーム2』のセミ役でブレイクした、今最も旬な俳優ウォン・ジアンというのも期待大!
配信に先立ち、11月27日には主演の2人が来日。たくさんのときめきをもらった舞台挨拶レポとともに、この作品の魅力をたっぷりお届けします。

新ドラマ『明日はきっと』のあらすじは……
ごく普通の家庭に育った優しくて誠実な青年イ・ギョンド(演:パク・ソジュン)と、アパレル会社を経営する裕福な家庭に生まれ、大胆で自由奔放な性格のソ・ジウ(演:ウォン・ジアン)。
20歳で出会い恋に落ちた二人は、二度の別れを経験します。月日が経って30代後半になり、新聞社で芸能ニュースを追うジャーナリストとして忙しい日々を送っていたギョンドは、とある人気芸能人の不倫スキャンダルの記事を執筆します。実はそのスキャンダルの渦中にいた男性は、一途に想い続けていた初恋相手・ジウの夫だったのです。
ジウの夫の不倫スキャンダルをギョンドが報じるという、予期せぬ運命で引き寄せられ衝撃的な“三度目の再会”を果たした二人の行き着く先とは――

大学生からアラフォーサラリーマンまで…パク・ソジュンの魅力がたっぷり楽しめる!
やっぱり何よりワクワクしているのは、パク・ソジュンが7年ぶりにロマンスに戻ってくるということ。
本作では、20歳で知り合った主人公たちの出会いと別れ、そして30代後半での再会まで、約20年の時間軸が描かれます。大学生のソジュンから、アラフォーのサラリーマンになったソジュンまで、様々なパク・ソジュンの新しい魅力が発見できそうで、期待が高まります!

舞台挨拶のインタビューで出演を決めた理由を聞かれたパク・ソジュンは、「20歳、28歳、そして現在という時間の経過とともに2人の物語が繰り広げられていくところが魅力的。これまで演じたことのないキャラクターに挑戦できると思いました」と語っていました。
さらに、自身にとってチャレンジとなった部分については、「三つの異なる時期を演じながら、年齢とともに変わる感情の表現に気を配って演じました。歳月を重ねながらの演技は難しいけれど、楽しかったです」と話し、特に「現在の年齢で20歳という役を演じること」が最大の挑戦だったと明かしています。

この日は上映会もあり第1話を一足先に鑑賞しましたが、ご本人の控えめなコメントとは裏腹に、大学生パートも全く違和感がなく驚かされました。今月37歳になるとは思えないほど、初恋に翻弄される20歳のギョンドをとても自然に演じているんです。きっとご本人の心もピュアなんだろうな……と、勝手に想像せずにはいられません。
一方、30代後半の時間軸では打って変わって、現実に奔走するサラリーマンとしてのソジュンが登場します。
これまでツンデレ御曹司や、『梨泰院クラス』のパク・セロイのように夢と復讐に燃えるキャラクターなど、現実世界からは離れたドラマならではの役柄が多かった彼。ところが本作では、現実を生きる等身大のサラリーマン男性を演じていて、とても新鮮です。

そしてヒロインのソ・ジウを演じるウォン・ジアンも同じように、「三つの時期があるのでルックスの変化、そしてギョンド(パク・ソジュン)とともにジウがどう変わっていくのか、その心情の変化を演じ分けました」と語っていました。お互いインタビューで触れているように、時と共に変わっていく2人の変化が本作の大きな見どころになりそうです。

ビジュアルだけじゃない! 舞台挨拶で見せたファンへの愛情に胸キュン
