『近畿地方のある場所について』(25)の原作者、背筋の小説を、清水崇監督、板垣李光人主演で映画化する『口に関するアンケート』が2026年に公開される。このたび、本作の第2弾キャストが発表。あわせて、超特報、メイキング映像が解禁となった。

手のひらサイズの装丁とたった60ページという短い物語のなかでしっかりと恐怖を味わえる“新感覚な読書体験”として話題となり、累計32万部を突破した背筋による小説「口に関するアンケート」を原作とする本作。心霊スポットとして知られる墓地に肝だめしに向かった大学生たち。しかし翌日、1人の女子大生が忽然と姿を消した。残されたのは墓地を訪れた5人の大学生たちが語る“不可解な証言”だけだった。

今回、板垣李光人に続く新たなキャストとして、板垣演じる翔太たちと肝だめしに参加した、少し毒舌な大学生の竜也役に綱啓永が決定。また、女子大生の杏を吉川愛、霊感のようなものを持つ女子大生の美玲をガールズグループ「ME:I」のリーダーであるMOMONAが演じる。そして、面白半分のノリで墓地を訪れた大学生である堀田をダンス&ボーカルグループ「BUDDiiS」の森愁斗、堀田に強制的に墓地へ連れてこられてしまう気の弱い大学生、川瀬をTAGRIGHTの西山智樹が演じることが決定した。

また、キャスト陣のコメントも到着。綱は今回のオファーに「実は僕ホラー観たりするのが苦手なんです。笑」としつつ「映画ならではのオリジナル要素も加わっていて、衝撃が衝撃を呼ぶ展開になっています。いままでになかったような画が続いていく映画で、僕自身早く観たいというわくわくが止まりません」とコメント。杏役の吉川は「最後になるほど、どんどん最初のシーンが特に大事になってくるのがおもしろいところだと思います。最低でも2回は必ず観たい作品。1回でこういうことだとすべてを理解できる方はいないかも…?」と、興味を駆り立てる言葉を綴った。本作が映画初出演となるMOMONAはオファーに対して「演技経験が浅いこともあり驚きましたが、原作を読んだ際に物語へ引き込まれる構成や背筋が凍るような恐怖感に魅了され、『この作品に携われるなんて!』と胸が高鳴りました」と喜びのコメントを発表した。

また、そんな不可解な証言者たちを演じる俳優陣の「顔」と、墓地での出来事を暗示する不穏な言葉が添えられたビジュアルが解禁に。さらには怒涛の「口」が連続する悪夢のような超特報があわせて解禁されている。原作の巻末にあるアンケート同様「この映画の最後には、アンケートがございます。皆さま、ぜひご協力ください」のアナウンスからはじまる映像は、原作を読んでいる人もそうでない人も興味を掻き立てられるインパクト抜群のものとなった。

あの夜、なにが起きたのか?絶対に人に話せない真相からなにが起きるのか?俳優陣の豪華共演が実現した本作に期待が高まる。

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