『最期の、ありがとう。』第33話　鬼の目にも涙ep2

『最期の、ありがとう。』第33話　鬼の目にも涙ep2

今日こそお支払いしていただきます。僕にミスがあったのなら仕方がありませんですが、よくやったというお言葉を頂いた以上、自分の仕事の価値を下げることはしたくありません。な んなんやこさえは。帰れ。 [音楽] 私が根拠のない値引きをすると葬儀の金額なんて合ってないようなものだと思われてしまいます。それでは業界全体が困るんです。 何が業界のためだ? 私はこの仕事に対する誇りと覚悟があるから言っているんです。ただでさえ偏見の目で見られてしまうこの業界だからこそ私は自分の信念を貫きます。 [音楽] 金を持って帰るが 裁判を起こすか。 私は命がけでやらせていただきました。 [音楽] プライドにかけても後に引くわけには参り ません。 [音楽] [音楽] 出直しまた参ります。お、 本日もありがとうございました。 暑いのでお気をつけて。 ありがとうございます。 この後もお仕事ですか? ええ、あの、親父、ちゃんと聞いてくれ。親父なあ。 [音楽] [音楽] 正期のさと思えわ。 そんなん偏見だわ。俺は普通だで何もおかしくないわ。 一時の気の迷いだわ。 お前のためと言うたろ。 俺は自分に正直に行きたいだけだわ。失礼します。お気をつけて。 [音楽] あ、また必ず参ります。ご苦労様です。 [音楽] おじいすませ、すいません。あ、また来まる。 おめけわ。 いやあ、暑いですね。お疲れ様です。 はい。 おじん。 お あ、 どうぞ。どうぞ。 そんな日々が3日、4日、5 日と続いた。 どうぞ。あ、ありがとうございます。はあ。なんだよ。また来たんか。あ、こちら領書でございます。おめください。 なんや、急に。 表紙抜けさせよって。 この度は誠にありがとうございました。失礼いたします。うん。あ、あ。 と康さんには私から残りの金を渡しました 。 [音楽] 若い子に 自分の息子を重ねんといて。 と康さんから 頼みがあるっていうの。

残りの葬儀料金を支払ってもらえるまで何度も足を運ぶ徳久。

「なんやこの青二才は」
そう思いながらも自分に堂々と食い下がってくる徳久をどこかおもしろがっている金剛寺。

出直してこい。
その日もいつも通り追い返したが、
ふと失った息子と徳久が重なって見える―

🎬『#最期のありがとう 』
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主演 #永田崇人 出演 #市原隼人 #最期のありがとう #ショートドラマ #shortfilm

ショートドラマ『最期の、ありがとう。』
《月・水・金》毎週3話ずつ配信予定
各話配信時間19:00〜

公式WEBサイト：https://saigonoarigato.com/

配信：YouTube：https://www.youtube.com/@saigonoarigato
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※このドラマは、1980年代の実話をもとにした物語ですが、人物・団体・名称など一部フィクションを含みます。