今週末の公開作品で、映画ファンから熱い視線が向けられているのはどんな映画？2025年12月5日(金)～12月7日(日)に公開される新作から、MOVIE WALKER会員の「みたい」数(みたい映画としてユーザーが登録している数)を集計。385万人(※2025年12月現在)のMOVIE WALKER会員が「みたい！」と期待を寄せる5作品を、関連ニュースやムビチケ情報と合わせてご紹介します。今週のトップは『ズートピア２』。
1位は名バディが“ズートピア”最大の謎に迫る『ズートピア２』
人気ディズニーアニメーションの続編『ズートピア２』がぶっちぎりの1位を獲得。すでに一足先に劇場公開を迎えた全米を含む世界各国では、初週末5日間の興行収入が約5億5600万ドル、日本円で約866億2,480万円(※1ドル155.8円計算)を突破する2025年世界最高のオープニングを記録している。
ジュディ役を上戸彩が、ジュディの相棒となるキツネのニック役を森川智之が前作から続投して日本語版声優を担当するほか、ヘビのゲイリー役を「鬼滅の刃」の下野紘、ズートピア創設者一族の御曹司パウバート役を山田涼介が担当する。
舞台は、動物たちが人間のように暮らす文明社会“ズートピア”。ウサギとしてズートピア初の警察官となった頑張り屋のジュディと、元詐欺師だがついに憧れの捜査官となった狐のニックはバディを組んで様々な事件にかかわっていく。ある日、2人は突如街に現れたヘビのゲイリーを捜索するため、潜入捜査を行う。やがて彼らはズートピアの過去の歴史にまつわる巨大な謎に挑むこととなる。
MOVIE WALKER PRESSでは、大本山増上寺にて開催された、本作のZOOJOJI大ヒット祈願イベントを取材。上戸、森川、下野をはじめ、江口のりこ(ニブルス役)、山田、三宅健太(ボゴ所長役)、Dream Ami(ガゼル役)、高嶋政宏(ウィンドダンサー市長役)、柄本明(ヘイスースー役)、サバンナ高橋(クロウハウザー役)ら10名の日本版声優陣総勢10名が登壇した。
2位は鹿児島県の天文館が舞台！timelesz寺西拓人の映画初主演映画『天文館探偵物語』
南九州一の繁華街といわれる鹿児島県の天文館を舞台にした人情ドラマ『天文館探偵物語』が2位。主人公の宇佐美蓮を、アイドルグループtimeleszの寺西拓人が演じ、映画初主演を務めた。
共演に『おいしい給食 Road to イカメシ』(24)の大原優乃、『青すぎる、青』(23)の肥後遼太郎、『まくをおろすな！』(23)の室龍太など。監督は『スリーアウト！ -プレイボール篇-』(19)の諸江亮が務めた。
天文館のモールで、私立探偵の宇佐美(寺西)が亀探しの依頼で、タモ網を手に商店街にいると、相棒の山下健斗(肥後遼太郎)の目の前でスリ被害が発生！機転を利かしてつかまえたそのスリは、橋口凪(大原)と名乗り、「DV夫から逃げて6歳の息子、翔真とともに鹿児島に来た」と語る。彼女を助けたことで、宇佐美たちは、天文館エリアの再開発を巡る巨大な陰謀に巻き込まれていく。
3位は壮絶な戦火の下で綴られた友情物語『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』
第46回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した同名漫画をアニメーション映画化した『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』が3位にランクイン。太平洋戦争末期のペリリュー島での戦いに身を投じた若者たちの姿を描く。「魔都精兵のスレイブ」の久慈悟郎が監督を務め、主人公の兵士、田丸役に板垣李光人、頼れる上等兵、吉敷役に中村倫也。
太平洋戦争末期の昭和19年、南国の美しい島、ペリリュー島。21歳の日本兵士、田丸は漫画家志望の才を買われ、亡くなった仲間の最期の勇姿を遺族に向けて書き記す「功績係」を命じられる。9月15日、米軍におけるペリリュー島攻撃が始まり、4万人以上の米軍の攻撃を受けると、日本軍は次第に追い詰められ、持久戦を強いられてゆく。
本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典は、特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」と「映画『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』オリジナルスマホ壁紙」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は12月4日(木)まで。