2025年、SBSは10%超え作品を連発し、ヒットメーカー局として存在感を示した。
2026年はどのような作品と俳優陣が登場するのか、すでに期待が集まっている。
本記事では、SBSの2026年注目ドラマ8作をまとめてご紹介。(2025年12月2日現在)

2025年、韓国ドラマ界の中心に立ち続けた放送局といえば、SBSもそのひとつである。

特にSBSの代名詞とも言える「金土ドラマ枠」は、毎年数々の高視聴率作品を誕生させてきた黄金枠として知られ、2025年もその勢いは衰えなかった。

『わたしの完璧な秘書』、『埋もれた心』、『鬼宮』、『私たちの映画』、『TRY ~僕たちは奇跡になる~』、『カマキリ』、『私と結婚してくれますか?』そして現在放送中の『復讐代行人3~模範タクシー~』まで、多くの作品が視聴率10%台に到達し、SBSの底力を改めて証明した一年だった。

では、2026年はどのような作品がこのヒット街道を走り抜けるのか、そしてどの俳優陣が新たな旋風を巻き起こすのか・・早くも期待が高まっている。

そこで本記事では、2026年にSBSで放送予定の注目韓国ドラマ8選を一挙にご紹介する。(2025年12月2日現在 / ※編成の都合により放送年度・月・作品、出演者に変更が生じる場合がございます)

『今日から人間ですが』(SBS/2026/全12話)

SBSが2026年に届ける注目作のひとつが、全12話構成のファンタジー・ラブコメディ『今日から人間ですが』(原題:오늘부터 인간입니다만)。

ファンタジー・ラブコメディ『今日から人間ですが』(原題:오늘부터 인간입니다만)の主演キム・ヘユン(左)とロモン(右) (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

本作は、2024年の段階でキム・ヘユンとロモンのキャスティング報道が出たことでも話題となり、放送前から注目度の高い作品だ。

物語の主人公は、人間になる気が1ミリもない900歳の九尾狐ウノ。不変の若さを楽しみながら、面白いことだけをつまみ食いする趣味多きMZ九尾狐であるウノは、万が一人間になってしまうことを恐れ、善行は避け、ほんの少しの悪を積み重ねながら暮らしている。男も善行も遠ざけて生きてきた彼女に、ある日、九尾狐人生を揺るがす予期せぬ事件が起きてしまう。

このウノ役を演じるのが、キム・ヘユン。彼女にとっては『おしえて!イルスン』(2017~2018)以来、約8年ぶりのSBSドラマ出演となる。

一方、ロモンが演じるのは、自信満々だが怠惰さゼロのワールドクラスのサッカー選手カン・シヨル。自己愛が強く、完璧主義のスター選手である彼と、どこまでも自由奔放な九尾狐ウノが織りなす、噛み合わないようでどこか惹かれ合う嫌関係ロマンスが本作の大きな魅力だ。

ファンタジー×ロマンス×コミカル要素が融合した『今日から人間ですが』は、SBSの2026年ラインナップの中でもひときわ期待を集める一作となりそうだ。

●韓国放送予定:2026年1月16日予定
●ジャンル:ラブコメディ/ファンタジー/スポーツ
●キャスト:キム・ヘユン、ロモン 他
●演出:キム・ジョングォン (『嘘の嘘』(チャンネルA/2020)、『その恋、断固お断りします』(Netflix/2023)、『マエストラ』(tvN/2023~2024)など)
●脚本:パク・チャニョン、チョ・アヨン (『最高のチキン~夢を叶える恋の味~』(MBN/2019))

YouTube動画出典:SBS Catch

『神と法律事務所』(SBS/2026/全16話)

ユ・ヨンソクとイ・ソムが主演を務める『神と法律事務所』(原題:신이랑 법률사무소)は、当初は2025年下半期にSBSで放送される予定だった作品。

『神と法律事務所』(原題:신이랑 법률사무소)の主演を務めるユ・ヨンソク(左)とイ・ソム(右) (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

幽霊が見える弁護士を主人公にしたミステリー・ロマンス法廷劇で、一部では、KBS『テバク不動産』(2021)や、2025年にMBCで放送された『労務士ノ・ムジン』と設定面で似た要素があるとの声も挙がっている。

ユ・ヨンソクにとっては、『浪漫ドクター キム・サブ3』以来、約3年ぶりのSBSドラマ出演となる。

現時点では詳細な放送日が未定ながら、独特の世界観とキャストの相性の良さから、2026年注目作の一つとしてすでに多くの期待が寄せられている。

●韓国放送予定:2026年3月予定
●ジャンル:法廷/オカルト/ミステリー/ヒューマン/コメディ
●キャスト:ユ・ヨンソク、イ・ソム、キム・ギョンナム 他
●演出:シン・ジュンフン (『わずか1000ウォンの弁護士』(SBS/2022)、『ソウル・バスターズ』(Disney+/2024))
●脚本:カン・チョルギュ、キム・ガヨン (『アリス-運命のタイムトラベル-』(SBS/2020))

『素晴らしい新世界』(SBS/2026/全14話)

イム・ジヨン×ホ・ナムジュン主演の『素晴らしい新世界』(原題:멋진 신세계)は、朝鮮時代の稀代の悪女として名を馳せたシン・ソリと、財閥男チャ・セゲが織り成す、戦争のような愛を描くケミ爆発ラブコメディ。

『素晴らしい新世界』(原題:멋진 신세계)の主演を務めるイム・ジヨン(左)とホ・ナムジュン(右) (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

作品では、イム・ジヨンがある日突然、朝鮮時代の伝説的悪女の魂に憑依されてしまう平凡な無名女優シン・ソリを演じ、強烈な存在感と華やかな美しさを放つ。

一方、ホ・ナムジュンは御曹司チャ・セゲ役に挑戦し、SBSドラマ初出演作にしてヒロインと火花を散らす演技が期待される。

悪女×悪質財閥という強烈な組み合わせから生まれる相性はすでに期待値が高く、対立と恋愛を行き来する二人の嫌悪関係ロマンスがどのように描かれるのか関心を集めている。

●韓国放送予定:2026年上半期予定
●ジャンル:ファンタジー/ラブコメディ
●キャスト:イム・ジヨン、ホ・ナムジュン、チャン・スンジョ、イ・セヒ、チェ・ソアン 他
●演出:ハン・テソプ (『ストーブリーグ』(SBS/2019~2020)、『チアアップ』(SBS/2022))
●脚本:カン・ヒョンジュ (映画『ソウルメイト』(2023)、映画『あの星に君がいる』(2025))

『今日も完売しました』(SBS/2026/全12話)

次にご紹介する作品は、アン・ヒョソプ、チェ・ウォンビン、キム・ボム、コ・ドゥシムら豪華キャストが出演する『今日も完売しました』(原題:오늘도 매진했습니다)。

『今日も完売しました』(原題:오늘도 매진했습니다)の主演チェ・ウォンビン(左)とアン・ヒョソプ(右) (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

三つの仕事を掛け持ちする農夫と深刻な不眠症を抱えた国民的トップショーホストが、昼夜を問わず何度も顔を合わせる中で巻き起こる、夢のようにときめき、時に可愛くぶつかり合うラブコメディ。

アン・ヒョソプが演じる主人公マシュー・リーは、奇跡の原料を生み出す世界唯一の農場を運営しつつ、自然主義コスメの原料会社の代表兼研究員でもある人物。彼にとって久しぶりのドラマ出演作として大きな注目が集まっている。

一方、チェ・ウォンビンが扮するタム・イェジンは国民的人気を誇るトップショーホストだが、裏では重度の不眠症に悩む人物。眠れない夜の代償としてマシューと予期せぬ形で出会いを重ね、二人の関係は次第に心が近づいていく。

キム・ボムやコ・ドゥシムといったスター俳優の参加により、物語の厚みと温かさも期待されており、癒し×ときめき×ユーモアが共存するSBSらしいラブコメとして注目度が急上昇している。

●韓国放送予定:2026年上半期予定
●ジャンル:ラブコメディ/ヒーリング/成長/オフィス
●キャスト:アン・ヒョソプ、チェ・ウォンビン、キム・ボム、コ・ドゥシム 他
●演出:アン・ジョンヨン (『ソウル・バスターズ』(Disney+/2024))
●脚本:チン・スンヒ

『グッド・パートナー2』(SBS/2026)

『グッド・パートナー2』(原題:굿파트너 2)は、昨年放送され最高視聴率17.7%を記録した大ヒット作『グッド・パートナー〜離婚のお悩み解決します〜』の待望のシーズン2。

『グッド・パートナー2』(原題:굿파트너 2)の主演を務めるチャン・ナラ (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

離婚を専門とする弁護士たちが、誰にも言えない夫婦の事情や愛と別れの葛藤を扱い、時に鋭く、時に温かく描いた前作の人気を受け、続編にも大きな期待が寄せられている。

前作に続き、敏腕弁護士チャ・ウンギョン役をチャン・ナラが続投。生活感とプロフェッショナルな一面を自在に行き来する彼女の演技は、前作でも大きな支持を得ており、シーズン2でも強力な牽引役となる見込みだ。

一方、シーズン1でウンギョンと対照的な魅力を見せたナム・ジヒョンは、最終的にシーズン2への合流を見送ったと伝えられた。

その代わりに、新たにキム・ヘユンが合流することで作品への関心はさらに高まっている。

卓越した表現力と幅広い役柄をこなす若手実力派の加入により、物語はどのような化学反応を生むのか、またどのような事件と人間関係が描かれるのか注目ポイントだ。

●韓国放送予定:2026年下半期予定
●ジャンル:法廷/オフィス/ヒューマン/ブラックコメディ/犯罪/ミステリー/復讐
●キャスト:チャン・ナラ、キム・ヘユン、ピョ・ジフン 他
●演出:キム・ガラム (『ヴァンパイア探偵』(OCN/2016)、『コッパダン~恋する仲人~』(JTBC/2019)、『わかっていても』(JTBC/2021)など)
●脚本:チェ・ユナ (『グッド・パートナー〜離婚のお悩み解決します〜』(SBS/2024))

『ドクターX:白いマフィアの時代』(SBS/2026/全16話)

次にご紹介する『ドクターX:白いマフィアの時代』(原題:닥터X: 하얀 마피아의 시대)は、日本の大人気シリーズ『ドクターX〜外科医・大門未知子』の韓国リメイク版。

『ドクターX:白いマフィアの時代』(原題:닥터X: 하얀 마피아의 시대)の主演キム・ジウォン (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

これまで『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズをはじめ多くのヒットメディカルドラマを生み出してきた韓国ドラマ界で新たに挑む作品とあって、そのアプローチや再解釈に大きな注目が集まっている。

主演を務めるのは、2024年に社会現象級のヒットを記録した『涙の女王』以来のドラマ出演となるキム・ジウォン。韓国版ドクターXこと外科医ケ・スジョンを演じる。

さらに、イ・ジョンウン、ソン・ヒョンジュ、キム・ウソクといった実力派俳優が合流し、医療界の闇をより重厚に、よりリアルに描き出すキャスティングが実現した。緊張感に満ちた医療現場と、巨大権力構造に立ち向かう人間ドラマがどう融合するのか、韓国流リメイクならではの魅力が期待されている。

原作が持つ痛快さに加え、韓国ドラマ特有の緻密なキャラクター描写と社会性を掛け合わせたとき、どのような新しいドクターXが誕生するのか。2026年SBSの注目度の高いメディカル大作の一つとなるのでは。

●韓国放送予定:2026年下半期予定
●ジャンル:メディカル/ノワール/ミステリー
●キャスト:キム・ジウォン、イ・ジョンウン、ソン・ヒョンジュ、キム・ウソク 他
●演出:イ・ジョンリム (『VIP-迷路の始まり-』(SBS/2019)、『悪鬼』(SBS/2023)、『あなたが殺した』(Netflix/2025)など)
●脚本:ピョン・ソングン

『覚醒』(SBS/2026)

大峙洞の高校を舞台に、成績向上のために覚醒剤を飲んだ女子高生が、死者の声を聞くようになるというショッキングかつミステリアスな物語から始まる『覚醒』(原題:각성)。

『覚醒』(原題:각성)の主演を務めるイ・ジュニョク (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

学業プレッシャーと禁断の選択が引き起こす不可解な出来事を軸に、学校と大人たちの裏側に潜む闇を暴き出す。

出演はイ・ジュニョク、オ・イェジュ、リュ・ダインなど実力派が揃い、緊張感あふれる世界観を牽引する。

特にイ・ジュニョクは『わたしの完璧な秘書』以来、約1年ぶりにSBS金土ドラマへ復帰。劇中では、新たに赴任してきた学校の教務室所属の指導司祭アントニオという役柄を演じる。

死者の声を聞く少女、名門校に潜む闇、そして秘密の使命を抱えた神父。複数の線がどこで交錯し、どんな真実が覚醒するのか。

SBSが挑む新たな学園×オカルト×サスペンスとして高い注目を集める一作である。

●韓国放送予定:2026年下半期予定
●ジャンル:ファンタジー/オカルト/スリラー/学園
●キャスト:イ・ジュニョク、オ・イェジュ、リュ・ダイン 他
●演出:オ・ジュニョク

『キム部長』(SBS/2026/全10話)

SBS新作『キム部長』(原題:김부장)は、今年JTBCで放送された『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』とはまったく別の作品であり、ソ・ジソブ、チェ・デフン、ユン・ギョンホら強力な演技派キャストが集結したアクション・スリラーである。

『キム部長』(原題:김부장)の主演ソ・ジソブ (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

物語の中心にいるのは、かつて韓国の北派特殊要員として秘密任務に従事していたものの、現在はその過去を完全に封印し、ごく普通のサラリーマンとして生きている中年男性、キム部長。平穏な日常を守ることだけを望む彼の人生は、愛する娘が突然何者かに誘拐される事件によって一変する。

平凡な父、しかし過去は最強の特殊要員。家族を守るために再び武器を取るキム部長の孤独な戦いは、韓国ドラマ界の新たな父親アクションとして大きな注目を集めている。

●韓国放送予定:2026年下半期予定
●ジャンル:アクション/ノワール/スリラー/犯罪
●キャスト:ソ・ジソブ、ソン・ナウン、チェ・デフン、ユン・ギョンホ、チュ・サンウク 他
●演出:イ・スンヨン (『ボイス2 ~112の奇跡~』(OCN/2018)、『トレーサー』(Wavve/2022)、『ワンダフルワールド』(MBC/2024))
●脚本:ナム・デジュン (映画『偉大な願い』(2016)、映画『ラブリセット 30日後、離婚します』(2023)、映画『ファーストライド』(2025))

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