
相田翔子
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元「Wink」のタレント相田翔子(55)が、29日放送のカンテレ「おかべろ」(土曜後2・28)にゲスト出演し、ロケで激怒された思い出を明かした。
鈴木早智子とのデュオで88年、「Sugar Baby Love」でデビュー。3枚目のシングル「愛が止まらない~Turn It Into Love~」がオリコン1位の大ヒットを記録し、突如として大人気者になった。2人は感情を顔に出さないパフォーマンスで、付いた愛称は“笑わないアイドル”。そこには、悲しい歌で笑うことへの違和感と、根っからのあがり症という2つの理由があったという。
初めてのバラエティー番組のロケでも、その無表情ぶりが出てしまったという。それはリポーターに起用された「世界ウルルン滞在記」でのことだった。
同番組は、タレントたちが海外の集落などで現地の人たちと生活をともにしながら、異文化交流を深める人気番組。最後は涙の別れになるのが定番だったが、そこでもノーリアクションを発揮してしまったことを明かした。
マレーシアの秘境でのロケだったという。「自給自足で、やっと産んだ卵を私にゆでてくれた。私がただむいて普通に食べたんですね。ディレクターとか鼻とかこんな(大きく)ふくらんじゃって、ここ(肩)で息して、“この卵を見て、君は何も思わないのか!”って、わなわなしちゃって」。また、別のロケでは、階段を上がると目の前にヒマラヤ山脈の絶景が広がるというシチュエーションで「すっと上がって…ノーリアクション(笑い)」。マレーシアロケと同じディレクターだったそうで、「階段に降ろされて、また言われて。プルプルプルプルして。“きれい”の一言も出なくて。本気で怒られて」と振り返った。
それでも、相田は「真綿にくるむように育てられたので、Winkで。本気で怒ってくれて、ありがたいなって」と、怒りながらも指導してくれたスタッフへ感謝を口にしていた。
その後のロケでは、度数の強い酒を飲まされ、ロケ中に泥酔するなど、豪快な姿を見せたという相田。そうした度胸が買われたのか、まさかの番組MCに大抜擢されたという。ところが、ここでは司会のフリーアナウンサー徳光和夫から激怒されたことを明かした。
「“翔子ちゃん…”って怒りだして。“お通夜じゃないんだから”って。ずっとMC席の徳光さんの横で、緊張しちゃって何も言えない」。“仏の徳さん”からも怒りを買ってしまったそうで、「凄くそれも響いて」と反省。「こんないい仕事をいただいているのに、もっとリアクションしたり、ゲストの方(の話)を引き出す(ことができなかった)。そこでも学んで、怒って下さる方がいたから今(がある)」と振り返っていた。
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