
ジャパンCの予想に自信を見せる鷲見玲奈(カメラ・宮崎 亮太)
第45回ジャパンC・G1(芝2400メートル)は30日、東京競馬場で行われる。20年日本ダービーでの初登場から13連勝を飾るなど、スポーツ報知のG1予想で数々のヒットを飛ばしてきたフリーアナウンサーの鷲見玲奈(35)は、天皇賞・秋を制したマスカレードボールに◎。今年の3歳世代がハイレベルと分析し、府中の世界決戦で無敗の5連続的中を狙う。
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馬連&3連複で的中させていただいた日本ダービー以来の登場になります! 今年のジャパンCは3世代のダービー馬に、今年の欧州年度代表馬が参戦するなど豪華な顔ぶれで、競馬ファンにとっては見応え十分のレースになりそうです。
このレースは特に思い入れがあるレースなんです。前職のテレ東時代に競馬中継の番組アシスタントが決まった際に、研修で訪れたのが14年のジャパンCでした。3連覇がかかっていた大注目のジェンティルドンナが1番人気で4着に敗れてしまいましたが、その後の有馬記念で見事に復活の勝利! 有終の美を飾りました。その印象的だった彼女が今週25日に天国へ旅立ったニュースが飛び込んできたばかり。残された子供たちの活躍を期待せずにはいられません。
今年は日本ダービーでも本命を託した◎マスカレードボールに期待しています。スタンド前発走と少し外めの15番枠に入った点が気になりますが、思い入れのあるジェンティルドンナが12年に3歳でジャパンCを勝ったのが15番枠からでした。彼女が背中を押してくれている気がします。
それに、今年の3歳世代はレベルが高いとみています。この馬自身も3歳で天皇賞・秋を制覇。わずか6頭目の快挙ですよ! しかも東京で負けたのはダービー(2着)だけです。何と言っても鞍上のルメール騎手はこの秋のG1で3連勝するなど絶好調。人気馬に乗ったら外せない騎手ですね。
最も気になるのが、外国から唯一参戦しているカランダガンです。今年の欧州年度代表馬ですが、有力馬が来日しなくなった近年では考えられないくらいのビッグネームです。日本の硬い馬場に向いているという判断で参戦してきたのは、勝算を見込んでいるからではないでしょうか。
3番手は2番枠に入ったクロワデュノールにします。タフな凱旋門賞で大敗した反動が気になるところですが、強かったダービーが忘れられません。先行馬が多くないメンバーを見ても、好位で運べるタイプにとって絶好の枠を引けたのではないでしょうか。レベルが高い3歳馬の頂点に立った力量は侮れませんね。
買い目は馬連で(15)から(1)(2)(5)(8)(14)(16)に、3連複の軸1頭ながし(15)から(1)(2)(5)(8)(14)(16)で勝負します。
(フリーアナウンサー)
◆鷲見 玲奈(すみ・れいな)1990年5月12日、岐阜市生まれ。13年にテレビ東京入社。「ウイニング競馬」のアシスタントなど様々な番組に出演した。20年4月からセント・フォース所属のフリーアナウンサーとして活動を開始。22年に一般男性との結婚を発表。昨年4月に第1子を出産した。昨年の有馬記念で連勝は途切れたが、本紙の予想では15戦14勝の驚異の的中率を誇る。
