
「霜降り明星」粗品
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お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品(32)が26日深夜放送のABCテレビ「吉田と粗品と」に出演。場外馬券売り場でのエピソードを披露し、「ブラックマヨネーズ」吉田敬(52)をうならせた。
吉田から“他人には理解されにくくても、自分の中で大切にしているひと言”を問われ、「ウインズ新宿によく行くんですよ」と切り出した粗品。6階建てで、エントランスの1階を除く全階で馬券を購入でき、「メインレースが15時半、最終レースが16時半にあって、ほとんどの人はメインが終わったら帰る。16時台に残ってる人はなかなかパンチ効いた人」と説明した。
メイン終了後、上階から閉鎖されていき、入場者は徐々に下の階に誘導されるといい、「16時半に最終レースが終わって、順位が確定して16時40分。16時45分くらいまではまだ居ていい空気があるんですけど。16時45分から閉館の17時までの15分間、まだウインズにおるヤツはほんまになかなかの奇人というか…」と表現した。
「当たった人は16時45分までにちゃちゃっともらって、そそくさと帰るんですよ、空気悪いから。負け終わって何も取り返すすべもなくボーッといるオジサンたちが、閉店3分前ぐらいに2階エリアに10人くらい残るんですよ」と苦笑いした。
「僕も何回かそういう環境に居たことがあって。17時前にそこで放心状態になってたら、10人ぐらいいる中で一番背の小さいオジサンがそこにいる全員に向かって言うたんです。“オマエらー!絶対競馬やめんとこなー!!”って」と男性の叫びを再現。「うわ~っ!魂の!」と思わず反応した吉田に、「競馬のルフィみたいなヤツが…これは響きましたね。ついて行きたい!って。あ、いいんや、居場所ここにあるやんって思いましたね」と振り返った。
「言い方違うだけで、“諦めたらそこで試合終了ですよ”と一緒やからな」と、スラムダンクの名言を引き合いに称賛した吉田に、「名言の格としては一緒ですね」と粗品は応じ、「これは僕シビれましたね。ギャンブルせえへん人は“何言うてんねん”やと思うんですけど」と回想。「シビれるなあ」と吉田も共感していた。
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